『思い出のファミコン』が本になりました
 

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10ヤードファイト 10ヤードファイト
アイレム
1985.8.30発売
©1983 1985 IREM CORP.

タックルを失敗した時の画像があわれ

 当時中学生でした。このゲームに出会って以降、アメリカンフットボールの面白さにはまり、AFL・NFLのチーム名を覚え、たまにやるNHKのアメフト中継を食い入るように見たものです。今だったら、インターネット等で情報を得るのは簡単でしょうが、当時は情報そのものがほとんどなかったように思います。当時、139cmの私は大男たちにあこがれたものです。

 しかし、このゲームでタックルを失敗した時の画像はひどかった。真四角につぶれたカエル様の数名が、ゆっくりと画面の端まで滑っていくのでした。何とも悲しい光景でした……。

寄稿:真の家 男 1972年生 長崎育ち 教員


ルールも知らずわけがわからなかった

 なぜ買ったのか分からない。このゲームは私が初めて買ったアイレム社製ゲームでした。大人になった今でも、なぜこのゲームを買ったのか分かりません。

 小学生当時、アメフトのルールなんて知るわけもなく、ただ、ボタンを押すと豆粒のようなボールが飛んでいき、取ったと思うと敵らしき人たちが寄ってたかって襲ってくる。「ピー!」「何だこりゃ?」(--;)(--;)(--;)

 大人になった今、やっとアメフトのルールを理解し、もう一度戦略を練りながらやってみたいなと思わせる、そんな奥深さを持ったゲームでした。

寄稿:スズヒロ 男 1975年生 静岡育ち 企画デザイン室勤務

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