1942
カプコン
1985.12.11発売
©1985 CAPCOM
見えない敵が、見えない所から、見えない弾を撃ってくる
このゲームもゲーセンでやりつくした思い出のゲームのひとつ。100円玉を、かたわらに塔のように積んでプレーしたものです。
そんな大好きな『1942』でしたが、ファミコンに移植されるという話を聞き、喜び勇んで購入したものの、ファミコンのスペックの限界をまざまざと感じた作品でもありました。
後半、敵の弾や敵機がわんさか出始めると、画面はチカチカ……、自機は消えちゃう……、どこから弾が飛んできているのかも判らないので、とりあえず宙返り……。見えない敵が、見えない所から、見えない弾を撃ってくる……。
ある種、21世紀のドッグファイトがこのゲームでは堪能できたりなんかするわけで……。ありがとう、いいゲームでした。
寄稿:ピチパラキング 男 1974年生 広島育ち 会社員
シンプルなことで子供心にすごく面白かった
このゲームに出会ったのは自分が小学校低学年の頃です。当時、ファミコンゲームには大変興味がありましたが、小学生の自分にはどのゲームも難しくてすぐに挫折していました。
そんな中で出会ったのがこのゲームです。まず、電源を入れると『1942』のシンプルでかっこいい文字。スタートを押すと白い自機が一回転して空母から飛び立つ。真っ青な海の上で、モールス信号の繰り返しみたいな音楽が流れる中で、前方からどんどん敵機が登場。あとはそれを撃墜していくだけです。
全体的に凄くシンプルなゲームでしたが、それが子供心にすごく面白かったことを覚えています。いまでも十分遊べると思います。
寄稿:iwa 男 1980年生 群馬育ち
表示桁数最高スコアまで・・・「鍛錬」を教えてくれた
ファミコン本体と同時に購入した『1942』。縦スクロールシューティングゲームです。高校時代、部活の合間にゲームセンターでやりこんだゲーム。スコアが表示桁数最高まで行き、0に戻るまでやり続けられるほど鍛練しました。
そのゲームが家で遊べるなんて! 妹に買いに行かせておきながら、兄という立場を利用して当然のように一番先に遊びました。でも、ゲームセンターそのままのプレー感は味わえず、夢破れ、がっくりしました。
とはいえ、このゲームには、自分を鍛えていくことの楽しさ、練習したことが身についていく面白さを教えてもらいました。このゲームとの出会いによって、僕は“練習好き”の人間になれたのだと思います。
寄稿:新城 健一 男 1968年生 千葉育ち フリーライター ホームページ
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