バトルシティー
ナムコ
1985.9.9発売
©1985 NAMCO
二人プレーにこそ真価
このゲームをもしやられる方は、必ず二人でやることをお薦めします。一人では本当の面白さはありませんから。
二人でやると何が面白いかって、うちの場合は周りがやたらと勝負事に必死になる奴らばっかで、戦車を倒した数を競うんです。しかし、負けそうになると陣地を破壊しゲームオーバーにするという反則技に出るのでした。
二人でやるとホント、一面クリアするのも相当な苦労です。あまりに嫌気がさすと、二人でどっちが先に陣地を壊すかというゲームに変わっていたような・・・。
ゲームの主旨変わってますよね(爆)。
しかし、壊すと即横からゲームオーバーの文字プラス沈黙。その後笑い出す。さあ、みなさんもぜひこの間違ったゲームの遊び方をご堪能あれ。
寄稿:クラウド 男 1978年生 岐阜育ち インストラクター
協力して突き進む一体感こそこのゲームならでは
放課後はファミコン三昧だった小学生の頃、友達の家でゲームを何本か遊び終わった後、一日の締めくくりとして最後にプレーするのが『バトルシティー』だった。
一面からスタートして何面まで進めるかのトライアル。勝ち残るためには2人のコンビネーションが不可欠で、そのためには各自の役割分担と、タンクの連射性能を上げるアイテム「星」の配分が最重要項目だった。
「僕は前線に出て敵を倒すから、○○君は本拠地を守ってくれ!」 「星が出た!僕はもう2連射だから、○○君がそれ取って!」
そこには友人と目標を共有し、協力して突き進む一体感があった。今後どんなにグラフィックが綺麗でストーリーの凝ったゲームが出たとしても、あの楽しさは再現できないと思う。ゲームは「何で遊ぶか」ではなく、「誰と遊ぶか」が重要。そんな言葉を思い出させてくれる思い出深いゲームだ。
寄稿:yuusuke 男 1978年生 東京育ち 地方公務員
戦車でおままごと
私は当時小学生。ファミコンを持っていなかったが、友人の家にたまたまあった『バトルシティー』にハマった。
といっても、バトルをしていたのではない。このゲームは自分でバトルフィールドを作ることもできるのだが、7歳の女の子同士が作るレイアウトは「おままごと」みたいなもの。
戦車でおままごと・・・。「あ〜ら、お隣さん」とか言っちゃってるの。敵は鋼鉄の壁で隔離・放置プレー。子どもって遊びの天才だ(自分なりの思い出そして結論)。
寄稿:TAKAHASHI 女 1978年生 千葉育ち 公務員
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