『思い出のファミコン』が本になりました
 

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ディグダグII ディグダグII
ナムコ
1986.4.18発売
©1982 1986 NAMCO

子供心にかっこよかった父のプレー

 当時はまだ小学校低学年、いつのまにか家にあったゲームなので、どういう経緯で買ってもらったのかは覚えていません。

 ただ、とにかくおもしろかったのを覚えています。やり方がわかれば一気に敵を島ごと倒せる面白さに、子供ながら興奮しました。

 しかし、なによりの思い出は父親です。父親は今となってはゲームをやりませんが、当時はこれはやっていました。私の限界のステージをはるかに超えて、未知のステージをプレーする父は、子供心にかっこよかったです(笑)。

寄稿:SS 男 1983年生 東京育ち


敵ごと沈めるという豪快さにハマる

 このゲームは実は自分では買っていない。当時はよくある話だと思うが、友だちに借りて遊んだものだった。

 借りるまでにどういう経緯があったのかはまったく覚えていないが、島を切り離して敵ごと沈めるという豪快さにハマってしまい、それはもうどれだけの土地が水没したか計り知れないほど遊びまくった。

 これが結構頭を使う上に、敵もこちらを追い回してくるのでうかうかしていられない。杭が無くなったら島も落とせなくなる。そんな時はBボタンで敵を風船のように膨らませて破裂するまでひたすら連打。

 借りたゲームは返すまでの短い間に集中的に遊ぶので、実はかなり印象深いものが多い。これも例外ではなく、最近になっていつでも遊べる自分用を購入した。十数年ぶりの再会の感想は、「難しい・・・しかし愉しい」。思い出そのままの姿だった。

寄稿:KK 男 1976年生 愛知育ち 自営業

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