『思い出のファミコン』が本になりました
 

思い出のファミコン_トップへ


ダウンタウン熱血物語 ダウンタウン熱血物語
テクノスジャパン
1989.4.25発売
©1989 TECHOS JAPAN CORP.

A・Bボタンだけで豊富な攻撃バリエーション

 誕生日に頼んで買ったもらったのがこのソフト。ピンクの箱のなかに説明書。高校の勢力図や人物紹介なんかが書いてあったと思います。

 A・Bの2つしかボタンがないのに、あれだけの攻撃バリエーションが生み出せるというのが、このゲームの一番の面白さではないでしょうか。はなぞの公園の木下さんを倒さず進み、れいほう学園の門で行き詰った人は少なくないと思います。

 また、敵キャラのセリフが面白く、「全国の山田さんには申し訳ないが、俺が悪の大ボス山田だ!」や、たまに「ほめほめほーん」と言いながら逃げていくのもいたりで、楽しめました。

寄稿:Corleone 男 1985年生 愛知育ち 大学生


不良マンガ全盛時、バトルに熱くなった

 ゲーセン版熱血硬派くにお君から数年・・・。オレの周りでは、『ビーバップ・ハイスクール』『ろくでなしブルース』といった不良マンガが流行っていた。

 ファミコン版くにお君のチープさにがっかりしていた頃にこのソフトは現れた。熱血硬派「くにお」、その永遠のライバル「りき」。この二人がかつての友を倒すため、彼女を救い出すため、という別々の目的を持って冷峰学園に乗り込む物語だ。

 ストーリーはごく単純であるが、道行く不良高校生とのバトルにオレたちは熱くなった。2人同時プレーの醍醐味であるプレーヤー同士の格闘にも熱くなった。今、オレはこういう単純に熱いゲームを待っている・・・。

寄稿:こくおう 男 1977年生 福井育ち 介護職員

あなたも思い出コラムを書いて送ってみませんか?