ファミコンジャンプII 最強の7人
バンダイ
1991.12.2発売
©SHUEISHA 1991 ©BANDAI 1991
シェンロンの答えに爆笑
ドラゴンボール、タルるートくん、ターちゃん、こち亀、ジョジョ、魁!男塾、ろくでなしブルース、の7作品(たぶん)の主人公たちが戦うRPG。レベルは15か16ぐらいがMAXと意外に低いのですが、ボリュームは当時としてはかなりあり、後半でナメック星にまで行けてしまった時はさすがに驚きました。
やりこみ要素も結構あって、特にドラゴンレーダーを使ってのドラゴンボール集め(一度集めてもまた世界中に散ってしまう)は、いまだに願い事が全部で何種類あったのか謎です。
そんな願い事の中で一番思い出に残っているのは、「お店の商品をすべてタダにしてほしい」という願い事。この願い事をすると、シェンロンが「お店の人にも生活というものがある!」といって困りだし、悩んだ末にすべての商品の値段を1ゼニーにしてしまうのです。このやりとりを見た時は、一緒にいた友だちと爆笑してしまいました。今では懐かしい思い出のひとつです。
寄稿:マグナム 男 1981年生 兵庫育ち 大学院生
あと1人、誰だっけ?
前作は少年ジャンプというものをすべて解体してブチ込んだ、ごちゃ混ぜのスープのような内容だった。それに対して2は、主人公を7人に絞り込むことによって、1よりもストーリー性がまとめられ、RPGとしての完成度を上げていた。そのため、私にとっての『ファミコンジャンプ』は1よりも2なのである。
ゲームとしてはドラクエと思ってもらっていいのだが、バトルシステムにシミュレーション要素を加え、キャラの個性(戦法)を立てた独特の面白さがあった。中でも私のお気に入りキャラは空条承太郎。彼の攻撃方法「スタープラチナ」は直線的にしか攻撃できないが、レベルが上がるにつれてオラオラの回数が増え、終盤の方はメチャクチャ強かった。
そんなわけで7人の中から3人を選んで冒険するのだが、パーティは空条承太郎、剣桃太郎、孫悟空でずっと固定・・・。両津勘吉やたるルート、ジャングルの王者たーちゃんなどは全く使わなかった。・・・それにしても最強の7人ってあと1人、誰だっけ?
寄稿:Peco 男 1979年生 兵庫育ち デザイナー
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