魔城伝説II 大魔司教ガリウス
コナミ
1987.8.11発売
©1987 KONAMI
AAABBBの呪文がわからず……
小学生だった当時、たしかお年玉を資金に、小さなオモチャ屋さんで箱の裏を見て面白そうだなと購入したソフトでした。
ゲーム中、攻略に関する情報が乏しく、次に何をすればいいのかわかりませんでした。それでも諦めずにダンジョン内を隅々まで探索。やっと最初のボス部屋にたどり着いても、ボスを出現させる呪文「AAABBB」の入力の仕方がどうしてもわからず断念。
ある日友だちに、「ボス部屋のどこにもAAABBBの文字が無くて何もできないんだよね。」と言うと、「1コンのボタンをそのとおり押してみれば?」との友だちの言葉に、「えっ?!」。
あれだけ先に進めず悩んだのに、友だちにすごいヒントをもらったと感謝したのと、そんなことに気づかない自分に腹が立った思い出があります。
それにしても全般的にBGMが良かったと記憶しています。小学生当時、エンディングで流れる曲をカセットテープに録音して何度も聴いていました。まだ残ってるかなあ。
寄稿:ノレパン 男 1976年生 山形育ち ゲーマー
クリア時間=180時間→8時間
ポポロン(♂)、アフロディテ(♀)の二人をあやつり、ガリウスを倒し、さらわれた王子パンパースを助けるというストーリーです。ジャンルは『ファザナドゥ』のような横向きアクションRPG。
私は小学4年のときに買ったのですが、はじめはパニックでした。体力は少なくてすぐ死ぬし、ポポロン(もしくはアフロディテ)しか通れない場所の存在や、アイテムの使用法も説明書に一部しか載ってないので、まさに暗中模索です。
当時の財力では攻略本など買えるわけもなく、自分の周りではマイナーなソフトだったので、友人も誰一人もっておりません。(みんなドラクエIIやってました)
暗中模索の末、恐竜の骨→イソギンチャク→ハナクソ飛ばすゴリラ→画面全部を埋めるドラゴン→ガリウス までクリアできました。この間半年以上やりこみました。まあ1日1時間だったのですが、それでも180時間……。
最後にプレーした頃は友だちの家で初めから何時間でクリアできるか挑戦し、見事8時間でクリアできるまで成長していました。
慣れてしまえば、快適な操作性とすばらしい音楽、多彩な飛び道具を用いるゲーム性、難解なマップ移動、とよく作りこまれているソフトでした。
寄稿:hamo 男 1979年生 千葉育ち 会社員
どちらかが倒れればおしまい
ポポロンとアフロディテという2人の戦士を、状況によって使い分けて進んで行くというゲーム。
ポポロンは攻撃力が高く、回転扉を開けられるけど、水中に入ると即溺死。アフロディテは攻撃力は低いけど、水中で長時間耐えられる、でも回転扉は開けられない。というかんじで、キャラクターにしっかり個性が与えられている。
個性があるのは良いのだが、同時にそれが最大の問題なのもどうかと思いますよ。要はどちらかが死んだらクリアは絶対不可能なんです、このゲーム。私はいまだにクリアしたことがありません。たとえばポポロンが死んだとしましょう。残るはアフロディテのみ。回転扉を進めないのにどうやって先に進むんだよ!
寄稿:ランラン 男 1983年生 北海道育ち 公務員
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