「昭和64年」発売

　前作はあまりに長すぎて、とてもクリアできる代物ではなかったのですが、今作はちょうどいい長さになりました。最終的には１時間くらいでクリアできるようになりました。面ごとの風景や敵キャラの数も盛りだくさんで、先を見るのが楽しみでした。また、各地方ごとの特徴がよく出ていました。

　あと、このゲームは数少ない「昭和64年」発売のゲームなんですよね。昭和最後の日となった１月７日の記憶は特番ばかりで暇していたので、延々これをプレーしていたことと、「平成」の額縁を掲げる故小渕氏の姿だったりします。

全国のおおまかな地理と昔の国名を覚えた

　自分では持っていなかったけど、友だちの家に遊びに行って、毎日のように遊んでいたこのゲーム。全国各地を巡り、鎌倉の大仏や、恐山のイタコなど、全国の名所が登場する非常に面白いゲームでした。（このゲームで、全国のおおまかな地理と、昔の国名を覚えた気がする……）

　音楽も和の音階を多用したもので、それは今のゴエモンシリーズにも引き継がれている気がします。でも、ゴエモンシリーズの中ではこれが一番面白かった……。

ゴエモンの攻撃に納得いかず

　前作にはまってしまったおかげで第２作目も購入してしまった。今作はエビス丸という謎のキャラクターがいた。２人でプレーができるのに感動した。ひとつのステージにボスがいた。よくわざとやられて釜茹でで遊んでたっけな〜、とても楽しかった。だが、あまりにも今回のゴエモンは情けなかった。招き猫を取ると攻撃がアップするのだが、二段階目になるとどういうわけか爆竹で攻撃をするゴエモン。・・・かたやエビス丸は手裏剣。差が激しすぎだから、１人でやるときはいつもエビス丸でプレーしてたのを思い出す。

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