ゲバラ
SNK
1988.12.26発売
©SNK CORP. 1988
従兄弟と何度もクリアした夏の思い出
夏休み。遠く離れた母方の実家に帰郷するのが、毎年お盆前の恒例でした。ある年、同じ県内の母方の姉の家に行くとあったのが『ゲバラ』でした。現在では珍しくなってしまった二人同時プレー。従兄弟と協力して、ゲームを進めました。
アクションシューティングとして、難しすぎずぬるすぎず。小気味の良い難易度で、細かい演出が光る作品でした。両手を挙げて降伏した敵を捕虜にすると得点アップ。撃殺してしまうと得点マイナス。なかには降伏したとみせかけて、突然銃を撃ってくる敵も。
主人公たちの撃つマシンガンの音、 「タタタタッ」 「トトトトッ」 火力の大きいわざとらしい音でなく、ちょっと抑えた感じで、映画の自動小銃やサブマシンガンの音を狙った効果音が印象に残ってます。
従兄弟と何度もクリアしました。夏がくれば従兄弟と会っていたのが、もう十何年も会ってない。ファミコンに燃えた夏。彼は元気にしてるのかな。
寄稿:iikagennisinasai 男 1976年生 埼玉育ち
ゲバラの名はやがて世界史のテキストで知る
ある日、友人の家を訪れると見たことも聞いたこともないソフトがあり、名前も『ゲバラ』とまったく意味不明でした。早速一緒にプレーしてみたところ、これがなかなかよくできたアクションゲームで、コンテニュー回数がかなり多かったおかげでクリアすることができました。
1Pキャラクターの名前が「ゲバラ」、2Pが「カストロ」。後にテレビのニュースでカストロを見かけることができましたが、ゲバラはどこへいったのか謎でした。後に世界史のテキストで消息を知った時には驚いたものです。今ではこんなゲームつくれないんだろうな。
寄稿:Ken 男 1977年生 福岡育ち 経理
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