『思い出のファミコン』が本になりました
 

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キングコング2 怒りのメガトンパンチ キングコング2 怒りのメガトンパンチ
コナミ
1986.12.18発売
©KONAMI 1986 ©1986 THE KONG LIVES TM IS A TRADEMARK OF DE LAURENTIIS ENTERTAINMENT GROUP INC. ALL RIGHTS RESERVED ©1986 SHOCHIKU-FUJI

年下の小学生にプレーを見せつけた

 確か、小6の冬休みのとき、友だちのK君から借りて遊んだと記憶しています。

 割と早い時期にクリアしてしまったんですが、我ながら何とイヤミな子供だったんだろうと思います。十和田市の松木屋か亀屋の店内に展示してあったファミコンでクリアして見せたことがありました。発売日から間もない頃だったし、年下の小学生が2人程、自分のプレーを黙って見ていたと記憶しています。

 ファミコンって、自分自身が遊びプレーするというのもあるんですけど、上手い人のを見るだけで面白い時間が過ごせる、過ごせたという要素もあったと思います。

寄稿:sato 男 1974年生 青森育ち 無職


敵や建物を派手にぶっ壊す爽快感

 小学2年生になった頃、念願だった本体と一緒に買ってもらった、自分にとって初のソフト、当時としては綺麗なグラフィックで音もかっこよく、完成度の高さは幼い自分を引きつけたものだ。

 だが、小2の自分には難しく、鍵を集めることは理解できたが、ワープゾーンの行く先を覚えられなかった。そのためクリアはできなかったが、敵や建物を派手にぶっ壊す爽快感が忘れられない、思い出に残るソフトとなった。あの頃のコナミは名作を次々と生み出し、まさに黄金期だったと思います。

寄稿:Muike 男 1978年生 派遣社員


ひたすら破壊のオンパレード

 破壊が大好き。なんとも反社会的な気持ちにさせてくれたゲームです。今でこそ、街や車や人間を破壊するゲームは多々ありますが、当時の代表的破壊ゲームと言っていいかもしれません。

 恋人のクイーンコングを助け出す、という目的はハナから喪失し、目の前の敵や障害物をひたすら破壊し続けました。軍事基地を、製油所を、繁華街を、人間の築き上げた文明をコングの拳でただただ破壊。怪物や軍隊を足蹴にし、岩を投げて打ち砕く。

 迷路のようなマップと複雑なワープも、破壊衝動の前には何の苦でもなく、ひたすら破壊のオンパレード。そんな衝動だけで動いたためか、単なる迷路の最終面にいたく脱力した記憶があります。

寄稿:50円 男 1977年生 会社員

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