『思い出のファミコン』が本になりました
 

思い出のファミコン_トップへ


キングオブキングス キングオブキングス
ナムコ
1988.12.9発売
©1988 NAMCO LTD. ALL RIGHTS RESERVED

いまだにイメージが湧いてくるほど楽しめた

 このゲームは、イメージが湧いてくるのが印象的なゲームでした。ファイターによる町の占領と、護衛する妖精族。はじめは使い方が難しいけど成長していく人間族。なんたって強いドラゴン族。

 私はいつも、まずジャイアントを拠点において戦闘しながら、機動力のあるハーピー対策にエルフを忍ばせ、山があればゴブリンをおく。人間のナイトは成長するとドラゴンナイトになるけど、グリフォンが天敵。そのグリフォンを弱らせてナイトで仕留めると、一気にクラスチェンジ!

 形ができてきたら、敵をさそいこんで、拠点にソーサラーをおいてバルを連発。モンクは、ゴーレムを召喚した後は、全滅しないように、機会があれば攻める。ウィザードやビショップができたときは感動でした(笑)。

 設定がしっかりしているので、自分でストーリーを作って遊んでいましたね。ビジュアル的な表現は今に比べると見劣るでしょうが、今でも最高に楽しめたと覚えているゲームです。

寄稿:もよもと 男 1976年生 青森育ち 会社員


マンガに影響を受けて

 『キングオブキングス』は、中2か中3の頃、友だちとよくやりましたね〜。特に印象的なキャラはドラゴンナイトでした。なんてったって強いんだもん。

当時、『ファイブスター物語』というマンガを読んでいて、友だちも好きで読んでいたのですが、そのマンガに登場するキャラ、名称にあやかって、「セブンナイト・ブーレイだ!」とナイトを7部隊もつくり、その7部隊すべてをドラゴンナイトに成長させようという無茶なプレーをしていました。今となっては、よい思い出です。

寄稿:sato 男 1974年生 青森育ち 無職


ターンごとにご飯交代!

 兄弟が多かった我が家は、幸い対戦相手に苦労せず、休みの日など、自分のターンが終わったらご飯を食べてる弟と代わってプレーしてました。あの当時で自分が戦わない、オートプレイバトルというのはかなり斬新で、いろんな不条理(ドラゴンナイトがドラゴンを一匹も倒せずなど)があって、そこがよりよい深みというか、コクみたいなのを出していてやめられませんでしたね。

 あの当時のソフトは何か気高いものを感じます。なんというか味があるというか……、まあそれは、思い出を美化しようとする、年を取った者の宿命なのかもしれませんね。あとこのゲームは、ゲーム性もさることながら、音楽も秀逸ですので、ファミコンが手元にある人はぜひ!

寄稿:岩本 浩司 男 1975年生 山口育ち 会社員

あなたも思い出コラムを書いて送ってみませんか?