ルパン三世 パンドラの遺産
ナムコ
1987.11.6発売
©1987 NAMCO
母「まだクリアしてなかったの?」
アクションゲームが苦手な私が、唯一クリアしたゲームです。
ゲームはルパン、次元、五右衛門の各キャラを選択しながら進めていきますが、アイテムはルパン以外は使えません。そのためルパンで進めて、銭形が出てきたら次元か五右衛門に変更し、敵に捕まる。その後救出。を繰返しながら、最後のボスへ。
なんとかボスを倒し、「やっとクリアした」と私が言ったら、母が「まだクリアしてなかったの?」と。私より先に母がクリアしていたようで……。クリアの感動が母の一言で一気に覚めてしまった思い出があります。
寄稿:NOISの花 男 1973年生 岩手育ち 会社員
「カリオストロの城」を彷彿させる
小学生の頃、このソフトがすごく欲しくて誕生日に買ってもらいました。最初のステージはあの「カリオストロの城」を彷彿させます。何せあの有名な「屋根走り」が実際にできるんですから。
しかし、実際にプレーヤーキャラらしいのはルパンだけで、後の次元と五右衛門はたったの1ダメージでやられる貧弱キャラでした・・・。しかもラストステージは前半の車のステージが激ムズで、後半のピラミッドは構成が難解で結局投げました。今となってはこのゲームのエンディングがどんなものかは知るよしもありません。
寄稿:masaki 男 1975年生 新潟育ち
ルパンといえば緑ジャケットでしょ
当時、私は小学生3年生だったにもかかわらず、ルパン三世のファーストシリーズとカリオストロの城がものすごく好きだった。お小遣いを貯め、「スーパーゼビウス」を買うために店に足を運んだが、このソフトを見た瞬間、即買いしてしまった。
屋根を駆け下りながらのハイジャンプ、ベンツではなくフィアット500、爆弾で出る隠し部屋、劇場版マモー編を思わせるピラミッド、ルパンのゲームをこういった形にしたナムコのセンスには敬意を表したい。
当時の同級生がみんな、「ルパンの服は赤だよ」と言っていたのに対し、「お前ら何もわかってねーな」と何度説教をブチかましたことか。今でも中古市場で結構な値段が付いていることが名作の証(?)である。
余談だが、後のゲームボーイでもルパン三世のゲームがバンプレストから発売されるが、敵にラムダ&シグマ、そしてパイカル・・・ジャケットはもちろん緑色。さすがにこれはちょっとマニアックすぎないか?と疑問に感じた小学校5年生の私であった。
寄稿:Peco 男 1979年生 兵庫育ち デザイナー
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