『思い出のファミコン』が本になりました
 

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魔界島 魔界島
カプコン
1987.4.14発売
©1987 CAPCOM

要所でチンプンカンプン

 ファミコンと一緒に買ってもらったソフトのひとつ。スタート直後に海のど真ん中に放り出され、どの島にも入れず、当時幼稚園児だった僕にはいったいどうすればいいのかチンプンカンプン。たまに遭遇する海賊船をクリアしても何も変化なし。

 ある日、停まっている海賊船にはアイテムがあるという情報が入り、さっそく鍵をゲット。「これをどうしろと……?」クック島の鍵を手に入れたと画面には出ていたのですが、英語表示なので、日本語がまともに読めるようにすらなっていない自分にはまたまたチンプンカンプン。

 何をすればよいかわからず、手当たりしだいに航海していたら、たまたまクック島の入り口に触れ、島に入れたときはなんともいえない感動を味わいました。しかし、横スクロールのみの海賊船ステージに慣れていた僕は、クック島の入り口エリアから次に進むには、画面下へ行くということに気づかず、またチンプンカンプンしてました。今となってはいい思い出です。

 結局、攻略本買ってクリアしましたよ。やり方分かった後でもむずかしいもん。

寄稿:Alto 男 1980年生 静岡育ち プログラマー


何時間もひたすら海を彷徨

 小学校低学年の頃に、お小遣いを貯めて中古屋へ。説明書が品切れだったので仕方なくカセットのみを購入しました。「ゲーム得意だし、説明書なくても問題ない」……しかし、若かった、甘かった。

 ゲームを開始すると、そこは海のど真ん中。何をしていいのかわからず、ひたすら海をさまよっていると、海賊船を発見! 中に入ると戦闘になり、必死でタルを投げて何とかボスを倒しましたが、また海の画面へ戻っただけ。

 大陸を見つけて港のような場所に行くと、真っ黒な画面に白い文字で「カギヲモッテナイヨ」と表示され、また海に……。結局、何時間もひたすら海をさまよいました。攻略本を探してもどこにも売ってなくて、自分の未熟さに泣きました。海と海賊船のBGMだけはいまだに記憶に残ってます。

寄稿:リンすけ 男 1979年生 岡山育ち ゲーム作る側の人


「ドクロ島」のインパクト

 とにかく「ドクロ島」のインパクトがスゴイです。カギをもって上陸しようとしても、「このしまはのろわれている」のメッセージがでて入れない。呪いをといて上陸すると、血の川やドクロがいっぱいの気持ち悪いフィールド。先に進んでいくと、血の滝が見えるあたりでなにやら心拍音が。滝を上って血の川の水源にたどりつくと、そこにはばかでかい心臓が脈打ってました……(汗)

 もう10年近くプレーしていませんが、あの衝撃の画面は忘れられません。他の島は普通なだけに、そこだけいやにリアルで気持ち悪かったです

寄稿:ノリスケ 男 1981年生 埼玉育ち 会社員

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