『思い出のファミコン』が本になりました
 

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松本亨の株式必勝学 松本亨の株式必勝学
イマジニア
1988.2.18発売
©IMAGINEER CO.,LTD

バブル真っ盛りをゲームで体験

 小学校6年生の時にやっていました。ワゴンセールで激安で売っていました。はじめは父親がやっていましたが、自分もなんとなくやり始めたらハマってしまいました。

 最初はサラリーマンの設定ですが、ほどなく会社をクビになり、株一本で生活していく設定。今思うとすごい設定です。ゲームの設定では、三井ハイテックや日本航空等の値動きの激しい株でもうけました。

 金がたまると、外貨預金やマンションや家を購入しました。ゲーム終盤では、かなりのマンションや家を所有しました。また、すごいことに愛人を囲えて、その買ったマンションや家に愛人を住まわせることもできました。そもそもが大人向けのゲームなので愛人があったようです。大人の願望ですね。また、離婚もイベントでありました。

 株も土地も、持っていればとにかく値上がる設定になっており、バブル真っ盛りをゲームで体験しました。私の現実はゲームとは程遠いですね。

寄稿:株で儲けたい 男 1976年生 千葉育ち 会社員


中二病で購入

 子供には難しかった株式シミュレーションゲーム。それでも購入したのは、「高度な知識を持つ自分が格好いい」「俺はもう大人だ」と考えたから。これは私が中二病であったことに他ならず、多くの男子が通る道とはいえ、できれば消したい恥ずかしい思い出です。

 ゲーム内容は株取引以外に、イベント(泥棒に入られるなど)が楽しい。音楽はファミコンでは定番のクラシックが多く使われ、素晴らしい演出効果になっています。

 結局クリアはできませんでしたが、値上がりする株が決まっているそうで、実は簡単らしい。私はジラインなど低位株ばかり買ってはまったく増えずにイライラ。できればクリアを目指してもう一度挑戦したいです。

 また、このゲームに登場する会社が現在も残っているか調べたり、懐かしんだりするのも楽しいかもしれませんね。

寄稿:一発逆転ごはんですよ 男 1974年生 静岡育ち 会社員

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