『思い出のファミコン』が本になりました
 

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水戸黄門 天下の御意見番 水戸黄門 天下の御意見番
サン電子
1987.8.11発売
©1987 SUNSOFT

10年越しのリベンジ

 TVでお馴染みの時代劇ヒーロー「水戸黄門」のファミコンデビュー作でしたね。私がこのゲームを初めてプレーしたのは小学校1年の時でした。

 夏休みに家族と一緒に熊本の親戚の家へ遊びに行った時。親戚の家にファミコンと専用カセットが数本あり、その中にこの「水戸黄門」がありました。興味をもった私は親戚のお姉さんに「やってもいい?」とたずね、やらせてもらいました。タイトル画面で流れるあのテーマソングを聴いた時、私は胸を躍らされました。

 しかし、まだ7才だった私にはこのゲームは難しすぎました。操作方法やゲームの進行の仕方もいまいちよくのみこめず、敵の攻撃をバシバシ受けるわ、謎の幽霊に体力を吸い取られるわで、あっという間に格さんを死なせてしまいました。結局その時は1面もクリアできず、親戚の家を後にしました。

 それから約10年後の去年の秋、私は通販サイトでこのゲームを購入し、攻略サイトを参考にして全てのステージをクリアしました。ようやく10年前のリベンジを果たすことができました。

 余談ですが、私は2面に突入した時、「ひょっとしたらあのシーンもあるのでは?」と思い、アイテムで助さんからお銀にチェンジし、黄門様のいる宿へ行きました。が・・・お銀の入浴シーンはありませんでした。(笑)

寄稿:藤村ちか親衛隊 男 1987年生 大分育ち 高校生

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