『思い出のファミコン』が本になりました
 

思い出のファミコン_トップへ


マイライフマイラブ ぼくの夢わたしの願い マイライフマイラブ ぼくの夢わたしの願い
バンプレスト
1991.8.3発売
©スタジオウープ ©ウィンキーソフト ©パンドラボックス ©バンプレスト 1991

一晩で気持ちが失せる

 俺にとってのベスト(ワースト?)クソゲーといえばコレ。買ってもらったのが、たしか小学校5、6年生のクリスマスだった。

 当時はファミコンのソフトも高騰していて、1本8,600円とかしていた。もう高学年だった俺はサンタなんか信じてるわけもなく、寝たふりをして枕元にプレゼントが置かれた瞬間飛び起きて、さっそくプレー。

 な、長い。パラメータをあげるのが面倒くさくて、いつまでたっても終わらない。空が白み始めるころにはもう大人。月収は100万を軽く越すシュールさ。しかも、終わりらしい終わりがない。死ぬまでやるの?

 母親が起きて朝食を作るころには俺のゲーム欲も失せてました

寄稿:藤丸 男 1979年生 新潟育ち 本屋

あなたも思い出コラムを書いて送ってみませんか?