『思い出のファミコン』が本になりました
 

思い出のファミコン_トップへ


ふぁみこんむかし話 新鬼ヶ島 後篇 ふぁみこんむかし話 新鬼ヶ島 後篇
任天堂
1987.9.30発売
©1987 Nintendo

父ハマる

 今ではめっきりゲームをしなくなった父と、幼少時に鬼のようにハマったゲームです(主に父が)。あまりのハマりように、「父さんが帰ってくるまで進めるなよ!」などと言う始末。父が帰るまで進めたいのをじっと待ち、父が帰宅、風呂、飯を食べて「やるぞ!」の一言で、父のヒザにもぐりこみプレーするのが日課になっていました(コントローラー所有権も父)。

 ゲームは進み最終章へ。主人公の男の子がラスボスっぽいのと戦っています。・・・ゲームオーバー。父「もっかいやってみような。」うなずく僕。ゲームオーバー画面で「セーブしたところからやりなおす」を選び、再プレー。違う選択肢を選んでみる・・・ゲームオーバー。父/僕「あれ〜?」 その後何回やっても死んでしまいます。十回近くやってみたでしょうか、父「もう遅いから明日にしよう」とゲームオーバー画面のもう一つの選択肢「あきらめる」をなにげなく選ぶ父。

 すると・・・、父/僕「すすんだぁ〜!!!」・・・ビックリでした(汗)。途中「わかるわけねーだろ!」みたいなところもありましたが、エンディングはやりきった!みたいな達成感でいっぱいでした。反面、父とゲームすることなんて滅多になかったため、ちと寂しくもあり・・・そんなこんなで心に残っているゲームです。

寄稿:ひろスィ〜 男 1981年生 埼玉育ち 大学生

あなたも思い出コラムを書いて送ってみませんか?