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パックランド パックランド
ナムコ
1985.11.21発売
©1984 1985 NAMCO

ゲーセン版と操作が違うために赤っ恥

 当時、私の家の周りはゲームセンター天国でした。中でも家から20m程のところにあるゲーセンは、休みの日はもちろん、風邪で学校を休んだ日も、朝から晩まで入り浸っていました。そこでよくプレーしていたのが『パックランド』でした。隠し要素満載のゲームに一日中、陶酔していたものでした。

 そして飽きた頃、『パックランド』がファミコンに移植されて発売されることとなりました。散々、ゲーセンでやり尽くしていた私は、友人にも「『パックランド』はこいつがうまい!」と評価をされていたため、購入したという友人の家に師範役として呼ばれることに。

 最初は友人がプレーするのを横で見ながら、「違う違う! そこはこうやってやるんだ!」などと口頭で檄を飛ばしていました。そのうち友人が、「うまくいかないな、ちょっとやってみてよ。」私はテレながらも、内心では「ふふん、かっこいーとこ見せちゃる!」とコントローラーを手にしました。ところが……

 ゲーセンとの決定的な違いがそこにはあったのです。ファミコン版は十字キーの左右を連打する事で左右へ進むのですが、ゲーセン版は、3つのボタンで左右・ジャンプを行うのです。さすがにこれには瞬時に適応できず、意味もなくジャンプを続けるパックマンがそこにいました。

 友人の私を見る目は明らかに、軽蔑していたのを覚えています……。

寄稿:ピチパラキング 男 1974年生 広島育ち 会社員


自作攻略本を作成

 初めて買ってもらったカートリッジがナムコの『パックランド』でした。『パックランド』はスーパーマリオ以上に隠しフューチャーが多く、自作攻略本を作成して、マップや見つけた隠しフューチャーを書いていました。現在ではマッピングなんていう言葉も聞かなくなってしまいましたね。自分マップを作成する前に、攻略本が発売されるマップが広大すぎて自分で作成なんてほぼ無理です。単純で永久にやっていられる昔のゲームが懐かしいです。

寄稿:fami.com 男 1972年生 富山育ち プログラマー ホームページ


7650点(ナムコ点)を取ることにみんなで熱中

 業務用とはほど遠いでき(特にグラフィックが)であったが、それなりに楽しめるアクションゲームである。なにしろあのパックマンがジャンプできるようになり(俺的に凄い進化!!)、アイテム等の隠し要素も満載だった(当時ゲーセンでもはやっていた)。

 ほのぼのした音楽もいまだに記憶に残っている(名曲というほどでもないが)。また、クリア時の着地で7650点(ナムコ点)を取ることにみんなで熱中した思い出がある。……などと色々良いところを書いたが、肝心なアクションゲームとしての操作性はあまりよくなく、難易度の高いゲームのひとつでもある。

寄稿:ガバス 男 1972年生 北海道育ち 会社員

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