レインボーアイランド
タイトー
1988.7.26発売
©1988 TAITO
母の非情の終了宣告に涙した日々
我が家でファミコン本体と一緒に買ってきた、記念すべき購入カセット第1号。テレビゲームというものに初めて触れた我ら3兄弟は完全にレインボーアイランド中毒患者と化し、コミカルなキャラクターと軽快な音楽に似合わない、血走った形相でひたすら頂上を目指した。
なにしろこのゲームにはパスワードというものが無いので、クリアしようと思ったら、丸一日ファミコンの前に張りつく必要があるのだ。夕食の時間が近づいてきた夕方、プレーヤー残存数がまだあるというのに、母から非情の終了宣告を受け、男泣きにリセットボタンを押したことが何度あったことか・・・。
日曜日を丸一日を潰してのトライも力及ばず、7つのビッグダイヤが揃うことはついになかったが、初めてテレビゲームをプレーした新鮮な衝撃が今となっては懐かしい作品です。
寄稿:yuusuke 男 1978年生 東京育ち 地方公務員
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