『思い出のファミコン』が本になりました
 

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サラダの国のトマト姫 サラダの国のトマト姫
ハドソン
1988.5.27発売
©1988 HUDSON SOFT

音楽がとくに素晴らしい

 このゲームほど名作はないだろう。ストーリー、キャラクター、BGM、どれをとっても良い。初めて触ったときはまだ小学生で、迷いの森で何度も迷い、更に不気味さを演出してくれるナイスなBGMとフラッシュにドキドキしたものです。

 今ではファミコンも無くなってしまい、もうプレーすることは無いとは思いますが、もしプレイステーションなどで(ナムコミュージアムみたいに)出ることがありましたら、ぜひまたプレーしたいです。本当に音楽については文句のつけようがないくらい素晴らしい、と当時は感じたものです。

寄稿:hide 男 1979年生 神奈川育ち 事務


3年寝かせてのめりこむ

 あれは小学校低学年。ちょっとだけ仲の良い友だちに借りたソフトでした。

 最初意気込んでやってみたら先に進めなくて、3年くらいほったらかしにしてたのですが、高学年になってやってみたら先に進めるではないですか!! 私も大人になったのかな、とのめりこんでやっていたことを思い出します。

 迷路の場面では、家で一人でやっていたせいか、サブイボをたてながら迷っていました。得体のしれない恐怖感のせいです。(独特な音楽とどうやっても出口にたどり着けない異様な画面)たぶん5、6日は迷ってましたね^^ 

 自力でエンディングを見たときは本当に感動しました! あれだけ達成感があって満足したゲームは今までないですね。ですが、結局友だちには返さずじまいで、カリパクのままどこかへいってしまいました・・・ごめんね。

寄稿:のみ 女 1980年生 大阪育ち 営業


大人になっても忘れられず再購入

 このソフトは、中古のバザー市みたいな所でお父さんに買ってもらいました。当時小学生だった私は野菜たちのかわいさにひかれたのですが、とても難しくて途中までしか進みませんでした。

 それから何年かたって、年をとったら徐々に進められるようになりました。このソフトを無くしてしまってからも、いつも「やりたいなぁ」思い出してました。音楽が綺麗で切なく、とても大好きなんデス。

 大人になっても忘れられなくて、中古で見つけてまた買ってしまいました。たまに迷路みたいな所とか、人間が出てきてジャンケンで戦うところなんかは怖くてハラハラしながらやっていました。いろんな野菜が出てきてかわいいし、女の子に受けると思います。

寄稿:ピコピコポン 女 1980年生 青森育ち 会社員


後々良さを再確認

 このソフトは従兄弟から借りたゲームでした。当時従兄弟は極端に所持ソフト数が少なく、滅多に貸してくれることはなかったのですが、この時は珍しく向こうから貸してくれると言ったのが印象的でした。

 その時まだ私は幼く、アドベンチャーにも免疫がなかったものですから、ほんの少しゲームをやる親父に協力を求めたのですが、一向に進めなかった伝説のゲームです。即効返却したのは言うまでもありません。

あとになって、野菜を中心としたメルヘンな雰囲気とほんわかした殺伐感のないサウンド等々、玄人好みで関心する点が多いことに気づきました。「わかんない!ダメだ、このゲーム」といってすぐにマリオを始めてしまった自分が、後々こうして良さを再確認したという、自分の成長を見守ってくれた思い出深いソフトです。

寄稿:新星 男 1985年生 群馬育ち 大学生

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