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スカイデストロイヤー スカイデストロイヤー
タイトー
1985.11.14発売
©TAITO 1985

独り言を叫びながらプレー

 戦艦大和だのゼロ戦だの、いわゆる太平洋戦争の時代に強いあこがれを抱いた時期がありました。そんな時出会ったのがこのゲームでした。当時、普段はあまり話をすることは無かったのですが、同じく戦時マニアな同級生N君と、戦争の話になると大いに盛り上がり、その彼から、面白いゲームがあるよ、と貸してもらったのが出会いでした。

 もう、電源入れた瞬間から、気分は戦地に赴く勇敢な日本男児! 「敵機発見! 敵機発見! これより攻撃態勢に入る!」「ババババ・・・!」「敵機動部隊発見!」「魚雷発射!」などと独り言を叫びながらプレーした思い出があります。

 しかし、波乱はこの後にありました。さんざんやり尽くし、いざN君にソフトを返そうかと見てみたら箱と説明書が無くなってる!! 仕方なくソフトだけ返し、「ごめん、もし出てきたら返すから・・・」とお詫びしたのですが、次の日から毎日のようにN君から「箱返せ〜」と嫌がらせのような電話が・・・。やっぱり戦争の話以外はどうも合わなかったようです。

寄稿:ピチパラキング 男 1974年生 広島育ち 会社員


難易度の高いシューティング

 私にとって『スカイデストロイヤー』は、ある意味で熱中したゲームでもあった。自機はゼロ戦に乗り込み、前から来る敵機をひたすら撃ち落すだけのビハインドタイプ(後ろから見た視点)のシューティングゲームだが、たま〜に上空にB-29が現れたり、海上には戦艦の攻撃もあるなど、ある意味で難易度の高いシューティングだった。サブ攻撃の魚雷は戦艦を撃沈するためだが、これを使った試しは全然なかった。

 余談だが、このゲームの目的が海上要塞を目指す、とある雑誌に書いてあったのだが、海上要塞はいっさい出てこなかった時点で、ある意味で「騙されたか?」と疑問を抱いたときもあった。

寄稿:Usaden 男 1981年生 神奈川育ち パートタイマー ホームページ

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