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つっぱり大相撲 つっぱり大相撲
テクモ
1987.9.18発売
1987 © TECMO,LTD.

手雲山にリベンジをしたい

 必殺技連発、とんとん拍子の昇進、横綱で2場所連続優勝してゲームクリア。輝かしい歴史を積んできたこのゲーム、ただひとつ、いまだに悔いが残ることがあります。

 「手雲山」。……何度この四股名に怯えたことか。あの当時、何をやっても手雲山には勝てませんでした。たしか通算成績は3勝82敗(手雲山戦だけは記録しておりました)

 「横綱じゃないのに!」「メーカー側の陰謀だ!」とわけのわからないことを思いながらも、皮がむけるほど十字キーを押していたあの頃が忘れられません。

 30歳をすぎた私ですが、もう一度手雲山にリベンジをしたい、そんなことを考えております。

寄稿:ゆた 男 1974年生 神奈川育ち 団体職員


もろだし全勝優勝

 なかなかゲームにしづらいジャンルである「相撲」、そこに食い付いてしまったのがこのゲーム。

 このゲームでの面白いところは「裏技」があるところ。「裏技」と言っても「上上下下左右左右・・・」みたいのではなく、言わば「決まり手」で変わったものがある。例えば、ブレーンバスターやジャーマンスープレックスがある。

 そして何といっても「もろだし」。確か3回押した後に1回投げて、直後に吊り上げるとあ〜ら不思議。吊られた力士のまわしが取れてしまうではありませんか。私はその「もろだし」を駆使して全勝、いや、全もろだし優勝を成し遂げたのであった。

 ゲームだから成し得るこの勝ち方、実際ではありえないだろうなぁと思っていたけど、いました、ソレを叶えてくれそうな適任者が。がんばれ、朝青龍!!

寄稿:Vanilla Ice 男 1974年生 東京育ち 建築士


祖父に大技を決められ

 このソフトは、何故か中古で買いました。遊んでいた当時が若貴ブームで、自分の力士のしこなに「貴ノ丸」とか付けていたと思います。

 祖父が相撲好きで、一緒に遊んでいたら僕たちは力づくで十字ボタンなどを押していたのですが、祖父に大技を決められ、なかなか勝てませんでした。あんまり知らないほうがうまくできるのかな。ゲームをみんなでかなり楽しめました。一人用のは、十両ぐらいまで昇進しました。

あと顔だらけの観客は、今見たら気持ち悪いだろう。またしたいけど、相撲のゲームはレアそう。

寄稿:ビビンバ 男 1982年生 愛知育ち 学生

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