『思い出のファミコン』が本になりました
 

思い出のファミコン_トップへ


スーパースターフォース 時空暦の謎 スーパースターフォース 時空暦の謎
テクモ
1986.11.11発売
©TECMO,LTD.1986

L.A.の本屋さんで攻略本購入

 アメリカ育ちの僕に、親に何回も願い続けたあと、おばあちゃんが日本からファミコンと共にこのゲームを送ってくれた。

 『スターフォース』のただの改バージョンだと思ったのが、なんとアドベンチャーゲームも入っていた。とにかく難易度が非常に高すぎる! クリアするのに何ヵ月かかけた。やっぱり攻略本が必要だったので、たまたまロサンゼルスの"Little Tokyo"にあった日本の本屋さん(現在では旭屋書店)でみつけ、本の価格の2倍くらいだして買いました!

 攻略本は普通の攻略本と違って漫画のフォーマットで書いてあり、わかりづらかった。いったいどこに爆弾を装置すればいいんだー!っというときが数回あった。最終的に兄弟3人の協力でクリアしたがエンデングは全然おぼえてない!^^

寄稿:Yoshi 男 1975年生 国外育ち Software Developer


最終面までたどり着けなかった孤独な戦い

 孤独との戦いでした。このゲームの攻略は、未踏の山へ挑むような感覚をおぼえます。一緒に謎について推理するような兄弟もなく、田舎に住んでるため簡単には攻略本も手に入らず、爆弾を色んなところへ仕掛けてみる・・・、そんな試行錯誤の連続でした。

 かなりマイナーなゲームであるようで、攻略しようという者はクラスメートにはいませんでした。やがて隣町まで出向いて攻略本を手に入れるも、なんとその攻略本が最終面まで攻略をしてくれていませんでした。近未来ステージだということがわかる画面写真が何枚かあるだけ。ということで、最終面まではたどり着けていません。

 かなり時間を要するゲームであるのに、バッテリーバックアップやパスワード等の中断・再開といったシステムが用意されておらず、何日か電源入れっぱなしでのプレーになりました。

 また、シューティングシーンは気を抜くと弾の山。避けゲーと化します。あと、謎が難解です。ガンプの謎より謎めいてます。ただ、良いところもあります。BGMが良いです。最終面の一つ前のシューティングステージのBGM好きです。

 幸いなことにソフトと本体は手元にあるので会社をクビになったりしたらチャレンジしてみます。

寄稿:つぼ8 男 1976年生 岩手育ち


鳥肌ものの最終面BGM

 ファミコン後も、いろいろとゲームをしてきました。その中で、いろいろなBGMも聴いてきました。楽しい曲、テンポの良い曲から、コワイ曲、キモイ曲まで。最近も、某PS2ゲームの最終面のBGMが気持ち悪いと、父に嫌われてしまったばかりでした。

 しかし! 私的にはこれ以上不気味で鳥肌の立つ最終面BGMは無い!というのは『スーパースターフォース』です。ゴーデスと時空歴の秘密を巡る、シューティング+アドベンチャーのこのゲーム、各時代ごとにいろいろと特徴があり、シューティングとしての難度もかなりのもの。それに、ファミマガとか読まないとわかりそうもないアドベンチャー要素も、今となっては楽しい思い出です。

 BGMもけっこうお気に入りで、途中の空中戦とかはノリノリでプレーしていました。けれど、最終ボス&隠し最終面のBGM、これはかなりヤバかったです。低音主体のスローテンポの旋律で、その不安定なフレーズと震えるような伴奏は、ただもうゾクゾクして鳥肌もの。恐ろしさが難倍にもふくれあがります。この恐ろしい臨場感は、近年のゲームにも負けてない!と思います。

寄稿:いつしまあじし 男 1975年生 東京育ち プログラマー


シューティングだけじゃなかった!

 これを最初に知ったとき、自分がスターソルジャーで全国キャラバンを目指し練習した日々を思い出した。地区予選で痛恨のミスをして全国大会の切符をふいにした俺は燃えた。

 だがしかし、なんとS.S.Fはアドベンチャーが主のゲームだった。だ、だまされた…。だが、やってみるとなかなか面白いじゃないか。でも、かなり謎は込み入っていて難しかった。誰がファラオの仮面を取るなどということが解るか!

 なんて色々あった。近未来の最終面へ…。その先は言うまい。クリアした奴だけが知ってればいい話さ。なんてね。

寄稿:Z.Z 男 1976年生 兵庫育ち 国家公務員

あなたも思い出コラムを書いて送ってみませんか?