高橋名人の冒険島
ハドソン
1986.9.12発売
©1986 HUDSON SOFT
まずは「スクロール」に感動
このソフトで初めに衝撃を受けたのは「スムーズな斜めスクロール」でした。その当時では横スクロールアクションは珍しくない時代でしたが、こんなに滑らかに高低差を表現できていたゲームは珍しかったように思います。
といってもこのゲームが好きな理由は、何も「スクロール」だけではなく、ゲーム内容も大好きです。もともとアクションゲーム好きの私は、決してヌルくない難易度や、Bダッシュでステージを駆け抜ける快感に酔いしれていました。後に、このゲームはアーケードの『ワンダーボーイ』(セガ)の移植と知りましたが、それでもなお「冒険島」のほうが好きだったりします。
数年前はクリアなんて夢のまた夢でしたが、最近中古でこのソフトを見つけて再チャレンジしました。そしてつい最近ですが、初めてノーコンティニューでクリアを達成。でもノーミスプレーはまた夢の夢かな?
ともあれ、名人本人が「このゲームはジャンプのタイミングがすべて」と言っていたのが印象的で、ちょっとの狂いがカエル、カジキ、奈落の底……へと繋がるシビアさはいつまでも健在ですね。
寄稿:エクス 男 1980年生 岩手育ち 自営業&ひよこドッター
あせりがち
このゲームは思った以上に難しいです。各エリアがどうなっているか、たとえば敵キャラの動きやかくれタマゴの位置など、覚えるのが大変でした。あまりモタモタしているとバイタリティが減ってしまうので、たまにあせってしまいました。
あと、スーパーマリオシリーズとちがってワープがなかったので、8-4(最終エリア)までなかなかたどり着けません。ちなみに僕は第7ステージまで行けたかな?(ワープは裏ワザであるのでしょうか?)
寄稿:小出 健太郎 男 1976年生 千葉育ち 会社員
名人って凄い!
ハドソンでやっていた「全国キャラバン」に参加したときに、ステージでデモをしていたのがこのゲームだった。その時に高橋名人がプレーしていたのを見ていると、簡単そうに1−4のボスまで行き、簡単そうにボスを倒していた。
このゲームならできそうだと思い、親にねだって買ってもらった。しかしプレーするも、名人のようにはいかず、苦心しながら何度も何度もプレーして、やっぱり名人って凄い!と、再認識しました。
この間、ファミコンミニでも発売されたので、早速購入しました。また少し練習しようと思います。
寄稿:高橋 俊之 男 1976年生 北海道育ち 会社員
ファミコンといえば高橋名人、そして最後のソフトも
ファミコンといえば高橋俊之名人。当時のファミっ子は皆知っていたのではないでしょうか? そんな高橋名人を操作して、友だちとかなりやりこんだが、難易度は高く、全ステージクリアとまではいかなかった。
フルーツを取らないとパワーが減っていき、ステージ前半は余裕でクリアしても、後半になるにつれて、これがなかなかスムーズにフルーツが取れない。偶然ジャンプしたところにたまごがでで、「おっ!」とかって思って取っちゃえば、パワーがどんどん減っていくなすびだったり・・・。あの音楽がまたハラハラさせていたものだ。
ちなみにこのソフトはIVまであったみたいだが、ファミコンソフト最後の発売がこのゲームの続編だったとは知らず、その存在すら分からなかった。
昨年騒がれた、ファミコン生誕20周年関係のある本で初めて知った。ファミコンソフトの最後を飾るのも高橋名人だったんだなぁ、と。
高橋名人とは、実際にお会いしたことはないのだが、今でも何となく顔を想像出来るのは、このゲームをしたからなのかも知れないなぁって思う(笑)。
寄稿:クリボー 男 1976年生 宮城育ち スポーツインストラクター
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