ストイックなアドベンチャーかと思いきや

　芸術的なパッケージデザインから「ああ、この人物はマルコ・ポーロで、世界を旅するストイックなアドベンチャーゲームなんだろうな」と勝手に解釈して敬遠していた１本。

　あるとき友人宅で偶然見つけて借りてみた。始めてみればギャグアドベンチャーである。あの人物はマルコではなく、主人公の「とうほうけん・ぶんろく」というキャラだったのだ。

　のっけから大きく予想を裏切られて気楽にプレーしていったのを憶えている。最近はギャグゲーム減りましたよね。

素敵に歪んだ世界にどっぷりと浸れる

　あの凄まじいパッケージと、エンディングは、忘れられません。番組終了後のような砂嵐の画面の中を、鈴の音をたよりに、東に西に北に南に歩いたこともいい思い出です。本当に、伝説のゲームだと思っています。素敵に歪んだ世界にどっぷりと浸れるゲーム。最高の思い出です。

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