キャプテン翼
テクモ
1988.4.28発売
©YOICHI TAKAHASHI-SHUEISHA TV TOKYO CH.12-TSUCHIDA PRO ©TECMO 1988
翼君の独壇場ゲーム
このゲームは、私が中学生の時、後輩から借りてプレーしました。その頃はバスケ三昧な人生を送っていたのですが、小学生の頃は『キャプテン翼』全盛期ということもあり、サッカー小僧でした。三角飛び、スカイラブハリケーン、色々と実際に試してみようと思っていた技の数々がゲーム上で再現できるということで、いざプレー。
最初は楽しくて各キャラクターの色んな必殺技をくりだしていたものの、結局、キャラのレベルが相手よりも低ければ、タイガーショットすら敵のブロックにさくさく止められるので、フラストレーションはたまりまくり……。気がつけば、キックオフ→翼君のドリブル突破→キーパーと1対1→ヒールキッキング→ゴールゲットという流れができ上がり、各キャラクターの必殺技なんてまったくいらないゲームになっていました。
キャプ翼シリーズはその後、2、3と出されていきましたが、やっぱり結局、翼君の独壇場ゲームということには変わりないようでした。
寄稿:ピチパラキング 男 1974年生 広島育ち 会社員
あの石崎くんでさえ・・・ありえない
サッカーゲームといえばアクション。その常識をとっぱらってしまった、画期的(?)かつありえないゲーム。当時小学生だった俺は、シュート一発で相手ディフェンダーやキーパーがふっとんでいく画面を見せられて何を思っただろうか・・・。
レベルを上げさえすれば、あの石崎くんでさえ自軍ゴール付近から、シュート → てきの○ばんがふっとんだ → キーパーふっとんだ → ネットをつきやぶったー!
・・・すげぇ。全日本全員がファンタジスタ。それがキャプつば。
寄稿:○ 男 1976年生 山形育ち 旅人
ゲームでは存在したものが、漫画ではなかったことに
サッカーと格闘技が混じったような無茶な漫画をゲーム化したものだが、少年時代サッカー小僧だった自分にとっては結構はまった。学校のグラウンドでサッカーをし、帰ってからまた家でサッカーをし(キャプつば)。
その後、このシリーズはVまで出た(III以降はSFC)。しかし、これらゲームシリーズで描かれた世界は、その後完全否定される羽目になった。
折角、翼くんはサイクロンを、日向くんはライトニングタイガーを習得したのに、漫画のワールドユースとロード・トゥー・2002では一つも出てこないではないか!
さらに、漫画では消された、ミハエル(USA)、ポブルセン(GER)、コインブラ(BRA)たち。そんな彼らに合掌・・・
寄稿:Z.Z 男 1976年生 兵庫育ち 国家公務員
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