『思い出のファミコン』が本になりました
 

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ウルティマ 聖者への道 ウルティマ 聖者への道
ポニーキャニオン
1989.9.20発売
©RICHARD A.GARRIOTT ©ORIGIN SYSTEMS INC. ©PONYCANYON INC.

聖者になるにもマニュアルしだい

 同シリーズの「恐怖のエクソダス」の方はクリアできなかったが、このゲームの雰囲気自体は好きだったので、こちらもプレーすることにした。前作は、最後に倒すべき敵がいるというストーリーだったが、こちらはなんと聖者になるのが目的というのだから、このゲーム自体、どこか他のゲームを超越している。

 普通にプレーすると聖者からどんどん遠のいて堕落していった。聖者になるのは本当に苦しいようだ。そこで攻略本を参照しながらプレーして、なんとか聖者になることができた。これは、世の中の資格というものは、マニュアルがあればどうにでもなると示唆しているのだろうか?

 配色がどことなく暗いがマップの構成は本当に良かった。視界が限られていることもあり、画面上で見えないところに何があるのか、と想像力をかきたてられたものである。

寄稿:RPG大好き 男 1977年生 千葉育ち 大学院生

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