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コナミワイワイワールド コナミワイワイワールド
コナミ
1988.1.14発売
©1988 KONAMI

父がくれた魔法の言葉

 このゲームをよくやっていたのは、俺が幼稚園年長〜小1ぐらいの時だったと思います。難易度が高くて、自力ではほとんど進められませんでした。

 当時ゲーム好きだった父は、このソフトもかなりやり込んでいました。父が全キャラを仲間にし、各キャラの飛び道具も全部入手した状態まで進めたパスワードを、今でも覚えています。

「チロミヲチ ヲノチイン ホチテロ」
一生忘れることのない魔法の言葉です。

 ちなみにこの最強データを使ってクリアしようと思った私は、ツインビーのシューティング面→変な惑星(?)のステージ(ラスト面)攻略に何度も挑みました。ようやくラスボスの場所までたどり着きましたが、そこにボスの姿はなく茫然とした記憶があります(壁で行き止まりになっていました)。もしかすると、クリア後のデータだったのかもしれません。

寄稿:バビィ 男 1983年生 埼玉育ち 会社員


全キャラ揃って弾丸マックスのパスワード

 『コナミワイワイワールド』で遊んだのは、たしか小学校4、5年生だったかな? 友だちと仲良く2Pプレー。どっちがどのキャラを使うかをワイワイしながら決めたりしていました。

 「モアイくれよ」「じゃぁコングおれな!」で、一番覚えているのが、ソフトのパッケージ(説明書だったかな?)に写っていた、全キャラが揃っていて全滅している状態でのパスワード画面。それを友だちと読み解き、入力してゲーム開始。全キャラ復活させて弾丸をマックスまで貯めて、再度パスワード採取。

 それが、「イホタホツ ホケレイヒ タワエホ」えぇ、未だに覚えてます。たまに口ずさんだりします。

寄稿:次郎 女 1977年生 千葉育ち サラリーマン ホームページ


「お兄ちゃんすごい!」

 兄弟で2人プレーをよくしていました。このゲームは思うに難易度が高く、しかもグラフィックがエグイものが多かったので、当時小学生だった私は一人でプレーするのは躊躇していました。一方兄はがんがん私の前を進んでいくので、「お兄ちゃんすごい!」とよく尊敬してたものです。今思えば、「お兄ちゃんはなんでもできる」理論はそんなところから来ているのかもしれません(笑)。

 私がプレーしたのはやはり紅一点のコナミレディ。彼女はコナミマンよりリーチが長く(実は同じらしいですが)、ビームも敵を貫通し、飛行もできるオールマイティキャラ。飛行のやり方は「『うんっパッ!』てやるんだよ」と兄に教わり、調子付いた私は、飛行では不利な所でもドコでも飛んでいました。

 足がぶつかり、飛行が解除されて、落下、死亡。「えっ」とあっけに取られたあと号泣。迷惑な妹だったと思います;-P

寄稿:コナミガール 女 1984年生 東京育ち 学生


ホントは2が欲しかったんだけど

 このゲームはクリスマスプレゼントに買ってもらったゲームでした。しかし、私が頼んだのは「ワイワイワールド2」のほうだったので、ガッカリしたことを今でも覚えています。

 仕方なく遊ぶことにしたのですが、まず主人公のコナミマンやモアイの正体が何であるか理解不能でした。いよいよ最終ボスの本拠地に向かう時は、ビックバイパーに乗って、途中の気持ち悪いボスを縦スクロールシューティングで倒して本拠地進入したものです。最終面は『魂斗羅』っぽいグロイ敵の親玉がいました。そいつもモアイの頭突きで倒し、コナミマンで空を飛び脱出。無事クリアでした。

 今思うと、あのゲームの内容は子供向けではなかったと思います。スロットはプレーヤーのライフを賭けるなど、エグ過ぎます。

寄稿:mass 男 1982年生 富山育ち 学生


楽しくて、前へ前へ

 ゲームをプレーするということから離れてずいぶん経ったころ、弟に誘われて一緒に遊び始めました。

 最初は久しぶりなのが楽しくて、前へ前へと出ていたのですが、私があまりに下手なせいで、弟からは「僕の後からついてきたらいいから。」とあきれ半分に言われてしまいました。それでも懲りずに遊び続けていましたが、マイキーステージやラストステージの飛び石ジャンプができず、「飛んだら?」と吐き捨てるように言われました。

 そこまで言われてもやり続けたいほど楽しかったのでしょう。コンティニューのパスワード、今でも覚えてるんですよね。

寄稿:ななお 女 1976年生 京都育ち 和装デザイナー


棒切れを振り回し風魔の曲を口ずさんだりもした

 当時、私のまわりではコナミ製品好きが多かった。『グラディウス』、『ツインビー』、『グーニーズ』、『キングコング』などなど。

 そんな中に出たこのソフト、仲間の多さに感動。中でも私は風魔が大好きだった。よく、棒切れを振り回し風魔の曲を口ずさんだものだ。(今思えば恥ずかしい)

面白いゲームでしたが、残念な点が少々。
1.最終ステージ気持ち悪すぎ。
2.キャラによっては活躍の場が少ない(マイキーなど)
と言ったところです。

 後に2も出ましたが、全くの別物になってしまった(笑)。

寄稿:雪鷹 男 1979年生 宮崎育ち フリーター


全てのキャラクターが主人公

 『悪魔城ドラキュラ』、『月風魔伝』、『グーニーズ』・・・など、その頃のコナミの大人気のキャラが集まったアクションゲーム。キャラが良くても内容が無ければ面白くないのですが、内容も抜群に良いです。

 ステージによりBGMがかわるのではなく、キャラによってかわる事により、全てのキャラクターが主人公的な存在といっても不思議ではありません。またキャラにより能力が違うのも面白いところです。

 『ワイワイワールド』に出ているキャラのゲームをやってから遊んでみるのも良いと思いますよ。結構難易度が高いので誰でも楽しめるはずです。

寄稿:kazu 男 1987年生 奈良育ち 学生

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