アップルタウン物語
スクウェア
1987.4.3発売
©ACTIVISION & ©1987 SQUARE
やがて『迷宮寺院ダババ』に……
たぶん、初めて買ったディスクです。おそらく、パッケージのかわいさとか、そんなところに惹かれて、たいして考えもせずに選んだのでしょう。せっかく買ったゲームがつまらなくて、兄弟には大層不評でした。
それでも私個人としては好きなゲームでした。占いとか、ピアノ演奏とか。ゲームが始まってすぐにボタンを押すと、寝てる女の子がイヤイヤするんですよね。懐かしい……。
ご飯をデリバリーしたり、郵便物を受け取ったり、今思えばちょっと『どこでもいっしょ』と似てますかね……。でも、私の「アップルタウン」は兄の巧みな甘言によって、データを書き換えられ、『迷宮寺院ダババ』に……。
苦手なアクションゲームであることと、特異な世界観にそうそうリタイアした私は、残された「アップルタウン」の取り扱い説明書を眺めながら、兄を恨めしく思ったのをよく覚えています。
寄稿:いーちゃん 女 1979年生 北海道育ち 会社員
ずぅぅぅぅっと同じ生活
期待して『アップルタウン物語』を買いました。本当はパソコンの人口ペットを育てたかったけど、当時中学生だし、パソコンとか持ってなかったので……。
『アップルタウン物語』でも、良い子になったり、悪い子になったりするのかなーと思って期待して買いましたが、イマイチでした。ずぅぅぅぅっと同じ生活Σ( ̄□ ̄;;;)!!。適度に郵便物とか送ったりしないとふくれっつらになったりして、それなりには退屈はしないのですが、生活もワンパターンで、他にサプライズな出来事がないのか……?ってかんじでした。
ずっと家を出ずの生活ですからね〜。言葉も話さないし、嫌な時は首を振るだけだったので、初めは良いけど途中から飽きてきてつまらなかったです。しかしエンディングがあるかもと気になって、かなり長い時間やりましたが、最後はどうなったかわかりません……。
私と同じように、女の子キャラが自分の対応に応じて、性格とか変わると思って買った人もいるかも〜。
寄稿:ぴょん吉 女 1973年生 大阪育ち 会社員
借りたもののほとんどやらなかった
最近かなりハマっているネットオークションで、このソフトが出品されており、「あったあったこんなゲーム!!」と思い出した。友だちから借りてプレーしたのだが、こんなゲームを買った友だちを今は思い出せない……。
やってみてすぐ「つまんねー」という感じで、さらに「意味分かんねぇー」で、借りたもののほとんどやらなかった記憶がある。主人公の女の子の生活(?)をほとんど観てるだけって感じのゲームで、AかBボタンを押すと女の子が何かをしてくれる(させる?)くらいで、ほんとこのゲームの意味が分からなかった。
ファミコンって、意味が分からなかったゲームとかたくさんあったけど、なぜかそういうソフトを必ず身近な誰かが買っていましたよね。今は、買う前にいろいろ情報を集めたりすることが簡単にできますが、当時は雑誌のファミ通とかファミマガくらいしか情報源がなかったですから。
だいたいの店でゲームソフトは、しっかりガラスケースっていうんですかねぇ、そんなケースの中に入っているので、簡単に手に取って見ることもできず、お店で見て決めたことってないですか? このゲームもそんな感じで買ったのかなぁって思っちゃいますね。
寄稿:クリボー 男 1976年生 宮城育ち スポーツインストラクター
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