『思い出のファミコン』が本になりました
 

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アーガス アーガス
ジャレコ
1986.4.17発売
©1986 JALECO

親が突如買ってくれたのだが案外気に入ったゲーム

 当然のことながら小学生だった僕にとって、ファミコンというのは究極に高かったものでした。とても自分で買えるものではありません。だからカセットなんて親が買ってくれるしか手に入れる方法がありませんでした。ほとんど特別な日にしか買ってもらえなく、誕生日、クリスマスくらいなもんでした。

 そんなある日、親が突如、好きなカセットを買ってあげると言い出したのです。僕はそのとき周りで人気の高かった『ハイドライド・スペシャル』がいいと言いました。しかしやはり人気が高く売り切れで、「んじゃこれね」と勝手に買われてしまったのがこのゲームです。

 やたらと敵の弾が大きく避けやすい。しかもバリア、パワーアップ、ロボット化といろいろ多彩なものがあり、かなり楽しめました。今ではこっちでよかったかもとも思います。ある意味親に感謝です。

 しかしこのゲーム、1面クリアしたあとに滑走路にうまくのせるというミニゲーム?があって、幼い僕はわけも分からずいつも不時着、爆破させてましたが、今考えるとほんと怖いことしてるなあって思います(笑)。

寄稿:クラウド 男 1978年生 岐阜育ち インストラクター

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