『思い出のファミコン』が本になりました
 

思い出のファミコン_トップへ


ビー・バップ・ハイスクール 高校生極楽伝説 ビー・バップ・ハイスクール 高校生極楽伝説
データイースト
1988.3.30発売
©1988 DATA EAST CORP. ©きうちかずひろ/YOUNG MAGAZINE

街をブラブラ「ホントにヤンキー状態」

 小学校高学年の時にハマッたこのゲーム。6年生の頃かな。実は同級生が大のビーバップファンで、チャリンコもヤンキー仕様にしていたのを笑いと共に思い出しました。

 このゲームには「誰かを助けに行く」という目的が存在したはずですが、当時の私たちはストーリーの進め方がまったく分からず、ただブラブラ街を闊歩するだけの「ホントにヤンキー状態」で楽しんでいました。今にしてみれば、ヒロシやトオルのドット絵が非常に似ていた気がしますね。喋るセリフもそれっぽい。結構マンガ原作のファミコンにしてみれば秀作だったように思います。

 ビーバップファンの同級生とは、「中学生になったら一緒にボンタン履いてガッコ行こう」とか約束した覚えがありますが、結局別々の学校に進学してしまいました。あのパラパラうるさいチャリンコで「ビーバップやろうぜー」と遊びに来ていた頃が懐かしいです。

寄稿:Peco 男 1979年生 兵庫育ち デザイナー ホームページ


仲間を助けることや大切にするということを考えるきっかけに

 コミック本より、映画を見てビーバップにハマった思い出がある。当時、いつもつるんで悪さばかりしていた連中の家で、このソフトをプレーした。コマンド入力中心のゲームで、主人公をヒロシかトオルの2人から選び、ストーリーもイメージを損なわないものだった。シンゴを助けて、ある女の子をゲットするみたいな内容だったかなぁ。

 リーゼントに短ラン、ボン短が最高にかっこいいと思っていたあの頃。今思うとかなり笑えますが、このゲームや映画の中で、仲間を助けることや大切にするということを、いきがっていた自分なりに良く考えるきっかけになったような気がします。

 仲村トオルさんや清水宏次朗さんは、まさにハマリ役でしたね。ゲームでは存在が薄いが、中山美穂さん(きょうこ)を好きになったのもビーバップの頃からだったなぁ。

寄稿:クリボー 男 1976年生 宮城育ち スポーツインストラクター

あなたも思い出コラムを書いて送ってみませんか?