『思い出のファミコン』が本になりました
 

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クレイジークライマー クレイジークライマー
ニチブツ
1986.12.26発売
©1986 NIHON BUSSAN CO.,LTD.

「飽きるまでやりてー」と思う気持ちがかなった

 ゲーセンで、金持ちの友だちが何度も何度もプレーしている横で、静かに見ているだけのビンボー小学生の私。「飽きるまでやりてー」と思う気持ちをファミコンがかなえてくれた。

ところが、家にあるとなぜかモチベーションは低空飛行。しかしその後、ボードゲーム(人生ゲームみたいなやつ)まで購入してしまった。面白さでは後者の方に軍配はあがるが、メンバーが集まらず、一人プレーの寂しさがよみがえる。

寄稿:syuudog 男 1971年生 北海道育ち ホテルマン


十字キーに装着するレバー2本で登っていく

 小学生の頃、おばあちゃんと一緒におもちゃ屋へ行って、迷いに迷って買ってもらったソフトでした。

 箱を開けてみると、カセットと十字キーに装着するレバーが2本。1コンと2コンの十字キーのみを使って、ビルを登っていく結構難しい操作でした。BGMは、「ガンバレ!」とか「あちょー」とか合成音声のみですが、アホウドリ(けっこう強敵)が出てくると、マヌケな音楽に替わります。

 とにかく操作が難解で、1コンが左手、2コンが右手の動作でしたが……、うまく操作できない→上に登れない→窓が閉まり手を挟まれる→ミス、って感じで、3面より先に進めなかった記憶があります。でも合成音声が楽しくて、結構長い間プレーしたんですが、そのうち専用スティックがなくなってしまい、今はダンボールの奥底に眠っています。

寄稿:イト戦 男 1975年生 佐賀育ち キックボクサー ホームページ

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