『思い出のファミコン』が本になりました
 

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ドラゴンニンジャ ドラゴンニンジャ
ナムコ
1989.7.14発売
©1989 DATA EAST CORP. ©1989 NAMCO LTD.

アーケード版に比べ物足りない

 これは私が当時8歳くらいのときに近くの駄菓子屋に置いてあり、何円使ってプレーしたかわからないくらいやりこんだ、データーイースト社のアーケードゲームの移植版です。

 買って早速プレーしてみるとまず、能力(体力・攻撃力)が違うキャラクター2人から1人を選択してプレーできるオリジナル要素がある所まではいいんだけど(アーケード版はキャラクターが1P、2Pが固定され、能力も同じ)、実際プレーしてみるとキャラの動きがぎこちなく、2人同時プレーができない点が残念なところで、難易度もアーケード版より格段に低くなり、溜め攻撃だけでほぼすべてのステージが攻略できる手軽さで、少し物足りない感じがしました。

 残念な点は多々あるけれど、良かった点もあり、アーケード版にあった技(旋風脚など)やアイテム・武器はすべてしっかり移植されているし、ゲームシステムも上記の点を除けば、それほどアーケード版とは変わらない高い完成度で、やりこむうちに残念な点はそんなに気にならなくなって、当時は2〜3年くらい長くプレーしていたのを覚えています。

 このゲームは今でも私の好きなファミコンソフトのトップ10に入るゲームで、今はもう持っていませんが、またどこかで見つけたらぜひプレーしたいですね。でも、一番プレーしたいのはアーケード版なんですけど……それはさすがに無理かな?(-.-)。

寄稿:TZ80 男 1980年生 福岡育ち 臨時職員

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