『思い出のファミコン』が本になりました
 

思い出のファミコン_トップへ


ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者 後編 ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者 後編
任天堂
1988.6.14発売
©1988 Nintendo

「やめる」と進みだす

 当時、親が買ってくれたツインファミコン。買ってくれた理由は初代ファミコンが壊れたから。なにしろツインファミコンにはディスクシステムがある。その中でも思いっきりハマッたのがこのゲームでした。

 ストーリーの完成度、人間関係、そしてエンディングでの大どんでん返し。やったことのある人にはこのゲームのクオリティの高さを実感されたのではないでしょうか? なかでも画期的だったのは、途中でどうにも進まなくなるのですが、執事との会話の中で、「ゲームをやめる」を選ぶと話が進みだすというもの。驚きでした。僕らの行動パターンを読んだかのような展開。

 プレステ、XBOXのような映像の美しさは無いものの、ファミ探は最高です。シーンが変わるまでの時間の長さには何度も嫌気が差しましたが……。

寄稿:novkenji 男 1977年生 愛知育ち 主事

あなたも思い出コラムを書いて送ってみませんか?