『思い出のファミコン』が本になりました
 

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ホーガンズアレイ ホーガンズアレイ
任天堂
1984.6.12発売
©1984 Nintendo

濃くも短いガンマン人生

 家にこのソフトが来た時は、「何で引き金を引くと画面が光るの? 何で狙った的に当たるの?」と疑問と不思議で銃口を覗いていたが、10分もするとそんなことはどこへやら……。

 最初はそのスピード感について行けずゲームオーバーばかり。しかし、徐々にコツをつかみドンドン点数が上がり、それと同時に荒野の殺し屋妄想も一緒に膨らむのは必然。撃ち方もクリント・イーストウッドよろしく、シングルアクションアーミー風に撃ったり、もう誰にもこの僕は止められない。

 しかし、所詮は子供。ある程度以上は反射神経がついて行けず限界が見える→しばらくガンバル→画面に近づく→飽きる。濃く、短いガンマン人生だった。

寄稿:無知蒙昧 男 1975年生 福岡育ち 重機・運輸関係

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