「小学生にこんなもんわかるかぁっ!?」

　小学校のころ、友だちの家にあったソフト。当時は友だち兄弟と共に悪戦苦闘しながらやりこんだゲームである。

　アドベンチャーゲームにして、今までやってきたファミコンソフトの中でもダントツで難しかった……。なにせ、出だしのスタート地点で手持ちのムチを使い、背景だけに終わりそうな木４本のうちの左から３番目の木の枝を細かく叩かないと落ちてこないリンゴ。それがないと先へ進めず、まったくのノーヒントで見つけなくてはならない始末……。「小学生にこんなもんわかるかぁっ!?」と疑問に思う作品でした。

　今思えば、あれほどクリアしたいのにできなくて悔いの残った作品はありませんでした。それから十数年、PCのおかげで攻略などが掲示されているサイトを拝見しながら、ようやくクリアした最近ではあるものの、今でもあの難易度を超える作品には出会えていない……。暇な方は是非お試しあれ！

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