『思い出のファミコン』が本になりました
 

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キン肉マン キン肉星王位争奪戦 キン肉マン キン肉星王位争奪戦
バンダイ
1987.5.1発売
©YUDETAMAGO/SHUEISHA.NTV.TOEI ANIMATION 1987 BANDAI

必殺技ができずボディスラムだけで進む

 ディスクシステムの人気が下火になったころ、いとこの兄ちゃんにディスクシステムと一緒にもらいました。

 ウォーズマンの石を取ることは、友だちがこのゲームをやっているのを見て知っていました。しかし、難しくてウォーズマンしか必殺技ができない。

 仕方がないのでボディスラムだけで強豪超人を倒していき、パルテノンまでいきました。その後必殺技をマスターすると、楽にクリアできるようになりました。今ではロビンマスク&ウォーズマン2人でオメガマンまで行き、倒すことができます。

 いとこの兄ちゃんとは7歳くらい歳が離れていましたが、昔からいろいろファミコンのカセットをはじめ、ガンダムのプラモデル等、たくさん玩具をもらいました。最近は10年くらい顔を見ていません。昨年、その兄ちゃんが亡くなりました。ディスクシステムが動かなくなった今でも大事にとっておこうと思います。

寄稿:すーさん 男 1975年生 長野育ち


キング・ザ・100t必勝法

 当時の思い出のゲームといったらコレ!! マンガの連載がこの時期に終わって(ジャンプの1987年第21号……前後)、図ったかのように発売された時には速攻買いに行ったもんです。

 プレーしてみると激ムズッ!! 1-2のミスターVTRに通常攻撃を仕掛けようとしたため、相手の光線に壊滅的ダメージを受け、1-3のミキサー大帝にすら届かなかった初手でありました。

 その後の壁はやはりキング・ザ・100t。遠いとゴロゴロ転がってくるし、近いとハイジャンプして、ホーミングしつつ押し潰してくる羅刹っぷりに、制作者の高笑いが聞こえてくるようでしたねぇ(笑)。

 でも見つけましたよ、100tの簡単な倒し方!! やり方は簡単。まず100tの近くに行き、ハイジャンプを誘う。相手が跳んだらこちらも「ABボタンを押しっぱなし」でハイジャンプして相手に接触。すると必ずパイルドライバーが決まるではありませんか!? 他の敵にも通用するので是非一度お試しあれ。

 他にはゼブラチームのバイクマンは、端に追い詰めてひたすらキック!! 残り5くらいまで体力を削れたはずです。でも最大の難敵は、やはり迷路とそこに出てくる邪悪の神2体ではなかったですか? 20年近くたっても攻略法や難敵を憶えているのもファミっ子世代の悲しき性でしょうか……。時々ふと思い出す懐かしい一本です。

寄稿:濱 竜也 男 1977年生 栃木育ち 製薬関係


何をとっても難しい

 前作『キン肉マン マッスルタッグマッチ』がかなり面白かったため、これにはかなり期待をした。しかし、ふたをあけるとディスクなのにすごくつまらない! どこをとってもでたらめに難しいのだ。

 最初の面のマリポーサ組の「キング・ザ・100トン」はとてつもなく強い。偶然でもないかぎりとても倒せない。

 次の面のゼブラ組の「バイクマン」や「パルテノン」にいたってはその当時、なにをやってもパワーが減らないという現象が起きて、もはや手のつけようがなかった。

 そしてめちゃくちゃ偶然的にたどりついた最終面(なのかな?)のフェニックス組、最初の相手は「サタンクロス」。こいつはボスを見る前に迷路に迷い、すでにどうでもよくなった僕はそこであきらめた覚えがある。

 とにかく何をとっても難しいという印象しかない。ひとつ、やたらと面白かった要素といえば、裏技でこっちのキャラが「キング・ザ・100トン」に変わるといったものがあったことくらいだろうか? 当時、半年くらいで書き換えてしまったため、すでに手元にないのはやけに残念な気がする。

寄稿:クラウド 男 1978年生 岐阜育ち インストラクター

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