『思い出のファミコン』が本になりました
 

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熱血硬派くにおくん 熱血硬派くにおくん
テクノスジャパン
1987.4.17発売
©1987 TECHNOS JAPAN CORP.

震えが止まらない指

 当時ファミコンを持っていなかったのですが、友人宅で激しくプレーしたのがこの1本。そして、幼心にやばい……とあせりにあせったゲームなのです。

 どうあせったか。それは、ABボタン同時押しで出る「ジャンプキック」のせい。ジャンプキック数発でザコをかがませ、えりをつかんでボコボコにするのが気持ちがいいために、AB!続けてAB!の繰り返し。コントローラの反応が鈍いことも手伝って、強く激しく押す指。

 爽快感にひたりながら、友人宅からの帰り。「手、手が……」いつのまにか蓄積した疲労で、震えが止まらない。家族に相談すべきか、このまま我慢するか。ゲームでありながら「決断」をせまられる緊張感をはじめてくれたくにおくん。こ、硬派すぎる。

寄稿:TAA 男 1975年生 茨城育ち 派遣社員


友だちのお母さんからのたなぼたクリスマスプレゼント

 当時、友だちのお母さんに、なぜかクリスマスプレゼントということで、「好きなソフトを買っていいよ」と言われました。アーケード版がとても印象的(派手なアクション、サンプリングでしゃべるなど)だったので、このソフトを選びました。

 アーケード版と比べて、こじんまりとしたかんじでしたが、魅力的なキャラやテンポのいいアクションで、いいソフトを買ってもらったとガッツポーズでした。ちなみに、友だちは『ウルティマ』を買ってもらいましたが、あまりの難しさに後悔してましたね……。

寄稿:イト戦 男 1975年生 佐賀育ち キックボクサー ホームページ

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