シーチキンＵの懸賞で始まったゲーマー人生

　私がまだ４歳だったある日、私の人生を変える出来事が起きました。 なんと、母親が応募したシーチキンＵの懸賞が当たり、我が家にツインファミコンがやってきたのです。

　当時ファミコンが欲しくてたまらなかった私は大喜び。その直後に隣の家のおばちゃんが、なぜか買ってくれたのが、『スーパーマリオブラザーズ２』と、このゲームでした。

　ストーリーはたしか、トランプ女王にさらわれたアリスを、ミッキーとミニーが消しゴムを駆使して（なぜ消しゴムなのかは不明）、助けに行くというもの。ミッキーは敵の攻撃に当たると即死なのに、ミニーは不死身という、なんとも不思議なアクションでした。

　このゲームが手に入ったことで、初めて友だちとソフトの貸し借りができるようになり、たくさんの友だちと出会い、そして現在まで続くゲーマー人生が始まることになりました。両親は今でも「あれさえ当たらなければ・・・」と言いますが、私はたくさんの夢と思い出をくれたあの日の出会いに、心から感謝しています。

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