『思い出のファミコン』が本になりました
 

思い出のファミコン_トップへ


光神話 パルテナの鏡 光神話 パルテナの鏡
任天堂
1986.12.19発売
©1986 Nintendo

軽快かつ独特なリズムの音楽がいまも心に残る

 音楽のいいゲームって印象に残るものですよね。もちろん内容もいいからなのでしょうが。このゲームのタイトル画面と地上界(2面)、天空界(2面)のミュージックがいまだに心に残っております。

 軽快かつ独特なリズムの音楽で、聴いているだけで心休まるような、そんな音楽でした。ミュージックを再び聴きたいがゆえに、ファミコンミニバージョンを買ってやりこんだので、結構難易度高めのゲームであるにも関わらず、かなりの腕になるまで上達しましたよ(今だにベストエンディングは見れてませんが……)。

 初期のファミコンのゲーム音楽には個人的に好きなものが多いです。他には、『バルーンファイト』のバルーントリップモードの音楽、『レッキングクルー』のゴールデンハンマーを取った時の音楽、ロボット・ジャイロセットの音楽、『チャレンジャー』の最終ステージの音楽、『ボンバーマン』のタイトル画面、ちょっとマイナーなところに良いのが多かったな〜。

寄稿:ドン・ワルドラド 男 1976年生 東京育ち 研究員


攻略本に感謝

 私が初めてはまったゲーム、それが「パルテナの鏡」でした。このゲームに出会い、人生初の攻略本を購入しました。

 攻略本といっても、今とは違うとても薄い本でした。しかし、1-4、2-4、3-4等、小学校低学年だった私には、攻略不可だったゲームソフトを最後までプレーさせてくれた攻略本。感動です! 懐かしいなぁ。あの攻略本が今売ってたら、買ってしまいそう。そして懐かしく泣いてしまいそうです。中古もない時代だからなぁ……。

 そして、音楽です。好きだからなのかもしれませんが、すべての音楽が思い出です。ライフや落ちてしまったとき、1-4など、とても好きでした。昔のゲームってなんでいい曲が多いんですかね? 不思議です。

 今だから思うのですが、難易度は丁度いいと私は思っています。ネットでマップは調べられるし(多分)、あのゲームのよさは現代でも通用するものだと思います。私のお勧めアクションゲームです。

寄稿:仁崎 幸一郎 男 1981年生 北海道育ち サービスマン


4人の役割分担で楽にクリア

 当時、僕たち友人4人組はそれぞれソフトを持ち寄って遊んでいた。シューティングゲームやアクションゲームは「1機ごと交代」ってのがルールだったが、難易度が高いゲームにおいては「得意な所交代」ってな感じに、必然的にルールが変わっていった。

 このゲームで僕が得意だった所は、「メガネハナーン」のところや最初の縦スクロールのところで、4人でわりと楽にクリアした記憶があった。

 時はたち、アドバンスでプレー、横スクロール難いんだよなー(あの時の誰かにまたクリアしてほしい)そしてなんとか最終面クリア、お約束で、最後はピット君メガネハナーン。

寄稿:もっきん 男 1974年生 栃木育ち 広告代理店勤務


「あ〜あ」って感じのゲームオーバー

 我が家にファミコン(ツインファミコンだったが)を購入した際、一緒に買ったソフトのひとつ。縦スクロールで敵を倒しつつ、途中にある扉に入って、“メガネハナーン”という、「そのまんまやんけ!」と突っ込みたくなる敵を倒すところが苦手でした。

 あとは、三種の神器をそろえて、主人公ピット君が空を飛べるようなった途端、横スクロールになるのが謎でした。有名ではないけれど、なかなか良いゲームだったと思います。ちなみにゲームオーバーの時の音楽が、「あ〜あ」って感じで印象的でした。

寄稿:おけぇ 女 1974年生 静岡育ち 主婦 兼 派遣社員


難易度のせいか世間は低評価も、どっぷりやりこむ。

 当時、任天堂のパルテナのCMを見てもう一目ぼれ! その日のうちに、すぐに書き換えに行って、わくわくしながらプレーしたのを覚えています。

 音楽も、アクションも、申し分なくどっぷりハマってしまいました。ステージクリアタイプのアクションゲームで、冥府界・地上界・天空界の3つのステージからなっており、中でも何故か始めの冥府界がダントツに難易度が高い(笑)。

 だからか、最初でつまずく人が多く、いいゲームなのになかなか評価されず、このゲームが大好きな私としては、いささか不本意・・・。

 また、スコアによって、クリア後に主人公ピットくんの格好が変わるので、どうしても大天使にしたくて延々と点数稼ぎ+ノーミスプレーを敢行して、もう15年以上やりこんでます・・・。やりこみすぎ?

寄稿:ゲェセン王子かわ 女 宮城育ち 元業務用ゲームオペレーター、今は主婦 ホームページ

あなたも思い出コラムを書いて送ってみませんか?