ポパイ
任天堂
1983.7.15発売
©1982 Nintendo ©1982 King Features Syndicate,Inc.
2面、3面があることに驚き
私が小学4年生の時、兄がファミコンを購入して、初めてやったゲームでした。そのグラフィックに驚いて、また2面、3面があるということ自体にも驚いた記憶があります。今考えればこの感動は、プレステの『リッジレーサー』をやった時と同じくらいの衝撃がありました。
『ポパイ』が発売して20年以上がたちましたが、その感動と面白かった思い出は今でも色あせていないです。
寄稿:奥山 正 男 1973年生 静岡育ち 会社員
ポパイの裏技、第一発見者は自分!?
まだ「裏技」という言葉がない頃、このゲームにはそれがあった! ポパイが無敵になり、画面右下でブルートを待ちかまえ、パンチをするとお仕置きができるというもの(一度画面上から消える)だ。
発売日に発見したが、当時は単なるバグ扱いであった。のちに某雑誌では、ポパイの「ダブルパンチ」として載るようになったが、今でも第一発見者は自分だと確信している。みんなの間では「ブルブルパンチ」と名付けていた。
最近は意図的な裏技・隠しコマンド等が主流であり、偶然見つける「裏技」が少いことが残念である。
寄稿:ガバス 男 1972年生 北海道育ち 会社員
持てる想像力をフルに発揮してポパイワールドに入り込む
今でこそ「キャラクターもの」のゲームといえば、それこそ登場キャラはそっくりで、ストーリーも原作にそったものが多い。でも、でも、このポパイは・・・。
簡単に言えば、敵キャラのプルートから逃れつつ、落ちてくるハートを集めるだけ。なにも『ポパイ』の名前で発売しなくても他のキャラで充分では? パワーアップの源となるホウレンソウも、すでに別のゲームではよくあったことだし(さすがにホウレンソウではないが)。
と、思うのは今だからだろう。当時はプレー画面を見ても、BGMを聞いても、精神はポパイワールドにいたのだ。持てる想像力をフルに発揮してゲームを楽しんでいたのだ。自分を現実から離脱させ、物語に入り込むことができたのは、ファミコンの持つ「シンプルさ故の奥の深さ」に他ならない。
寄稿:ライデン 男 1974年生 大阪育ち 戦略担当兼作家
今でも現役
確か、私が2番目に購入したソフトだと思います。内容としては当時のゲームの定番であった「3面ループ」を踏襲していたが、ほかのドンキーコングやらジュニアやらでは見られなかった、新しい敵(ガイコツを投げる婆さん)が出てきたのを、結構うれしく思いながらプレイしていました。
購入時、当時はやっていたラジコン(確かマメラジという名前だったと思います。バックができないやつ)とどちらを買うか迷い、結局ラジコンを買い、ポパイの購入が半年ほど遅れたのを覚えてます。
そんなポパイですが、今でも現役でがんばってます。
寄稿:コペンマニア 男 1973年生 高知育ち 地方公務員
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