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プロ野球?殺人事件! プロ野球?殺人事件!
カプコン
1988.12.24発売
©CAPCOM 1988

何度リセットしたことか

 このゲームは推理RPGですが、ミニゲームのひとつ、警官から逃げるゲームはさけたい部分。逃げながら野球ボールを投げて追ってくる警官を撃退するシューティングゲームだ。

 主人公いがわには、時間経過で減る体力があるのですが、警官の投げる警棒や体当たりでさらにダメージ。逃げ切ったあと、毎回瀕死でした。逃げ切っても時間経過ですぐ力尽き結局アウトということが何回も。

 力尽きると「つかまってしまった……。」と、刑務所の中から再開だが、体力は「すぐ尽きるだろっ!」という程度の回復。回復に必要な道具もお金も没収されて警察署のなか。瀕死の体力でスパイなみの潜入。

 刑務所は東京にしかないので、もし地方で捕まって愛車を置いてきた場合、取りに行くための電車賃を稼ぐだけで別なゲームとして成り立つのでは? 何度リセットしたことか……。

 ちなみに一番苦労した部分は、ストーリー上わざと捕まり囚人から情報を得るポイント。攻略本があるのにトドメをさされた感じでした。その分だけクリアしたときは感動ものでした。

寄稿:Alto 男 1980年生 静岡育ち プログラマー

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