『思い出のファミコン』が本になりました
 

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サッカー サッカー
任天堂
1985.4.9発売
©1985 Nintendo

一緒に遊んだ親父も若かった

 小学校2年生くらいだったかな、よく親父と一緒にやったなぁ……。

 敵のゴールキーパーが投げようとするボールをAボタン連打で阻止してた。うまくいくとボールはドライブシュートよろしく、ネットに突き刺さりました。けっこう快感。

 ハーフタイムのダンサーの踊りを見ていて、「テレビが大きかったらパンツが見えるぞ」って、親父が言ってた。「それ、いいねぇ」って一緒になって喜んでた。僕が無邪気だったというよりも、親父自身も若かったのだ。なっつかしいですね。

寄稿:toridon 男 1980年生 北海道育ち CADモデラー


黒人顔のチアガール

 当時は画期的であったサッカーゲーム。最初にやるときに試合時間がすっげー長い!と思ったが、高速タイマーで一安心。ヘディングはなく、ドリブルも一歩づつという感じではあったが、それなりに楽しめたものである。

 ハーフタイムのときにチアガールが出てくるのだが、ここで裏技があり、ハーフタイムになった瞬間にスタートボタンを押しまくると、なんとどのチームを選んでもブラジルの黒人顔のチアガールになるのであった。

寄稿:しょーまりん 男 1971年生 北海道育ち 公務員


パンチラタイム

 私はこのゲームで初めて「チアリーディング」を見ました。ハーフタイムになると、軽快な音楽と共に現れる彼女たち。最初は「何が始まったんだ!?」と驚いたものです。彼女たちがジャンプをした瞬間に一時停止し、「パンツが見えた!」と大騒ぎしたものです(恥)。

 今考えると、ガードルやその他のものだったのかもしれません。彼女たちのスカートの下が、すぐ下着なんて考えられませんから。ゲームと何も関係なかったですね。(^^;)

寄稿:スズヒロ 男 1975年生 静岡育ち 企画デザイン室勤務


『キャプテン翼』全盛期に待望のゲーム

 当時は『キャプテン翼』の全盛期。そんな時代にあって、本作品はぼくらの待ち望んだゲームだった。

 今のサッカーゲームとは比べられないほどシンプルだが、あの頃の少年達には期待以上のゲームだった。選手はもちろん、各国の強さの違いも無い。なおかつ6人対6人の試合。それでも、セリエAどころか、日本リーグのことも詳しく知らない少年たちにとって(知ってるのは南葛や明和)、TV画面の中のそれは、「サッカー」そのものだった。

 操作もパスとシュートのみだったが、以降どのゲームでも体現していない唯一の技があった。それは、GKのロングパントキックでの得点。画面の上を突き抜けるボールが、ゴールに落ちてきた時の興奮は忘れられない。 元日本代表GK・松永の記録した得点は、本作品でしか再現出来ない。

寄稿:Mt1 男 1974年生 埼玉育ち 自営業

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