『思い出のファミコン』が本になりました
 

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たけしの戦国風雲児 たけしの戦国風雲児
タイトー
1988.11.25発売
©TAITO CORP./ビートたけし 1988 ALL RIGHTS RESERVED

コントローラーを持ち替えながらひとりプレー

 小学生の頃、隣町の中古ソフト屋で380円くらいで買いました。

 このゲームはたしか2人以上でのプレーが基本のパーティーゲームで、兄弟とも歳が離れ、友だちの少なかった私はいつもひとりでコントローラーのIとIIを交互に持ち替えて遊んでいたという、チョッピリ寂しい思い出があります。

 肝心なゲーム内容ですが、シミュレーション的な要素あり、シューティングあり、格闘(チャンバラ)ありと、ミニゲーム多彩で意外とよくできていたような……。友だちが多ければもっと楽しかったんだろうと思います、ほんと(笑)

寄稿:Ryuji 男 1981年生 北海道育ち コピーライター


留守番時間をミニゲームで潰していた

 うろ覚えなのですが、父親がファミコンとソフト数本を友人からもらってきたなかに、このゲームがありました。幼少の頃なので具体的には覚えていませんが、他にも「ドラクエ3」なども貰いましたが、すぐに冒険の書も消えるし、このゲームがとても印象に残っています。(今はドラクエも好きですが)

 一人っ子で留守番が多かったですが、このゲームのミニゲームで時間を潰していました^^; ゲームも名前も忘れていましたが、いろいろ調べてやっとわかりました〜^^ またプレーしたいですが、持っていたファミコン+ソフトの行方がもうわかりません……。PSやWiiのリメイク版が、これこそ出てほしいです。

寄稿:HEYTUN☆ 女 1982年生 山口育ち 専業主婦


うんこカレー

 すごろくが基本でミニゲームやイベントが盛りだくさん、といったゲームでしたが、いろいろ細かな所で制作スタッフの「遊び心」や「冗談」が含まれていて、かなり楽しかったです!

 カレー屋に行くと「うんこカレー」なる物があって、本気でそんな選択肢作るかよ!と笑えたり、ばいと→「ヤバイ仕事」→(失敗すると)即牢屋入り、とか。ミニゲームでも、ナゼかジャンケンで関所破り(?)とか、ミニゲームの死に際の顔や死んだ時のBGM、色んな効果音なども楽しかったです。

 そんな感じで兄ちゃんと楽しく遊んだことを懐かしく思い出す今日この頃です。スタッフの気心が見えてくるような作品って面白いですよね。

寄稿:みっちー 男 1985年生 広島育ち 大学生


いい加減さがよかった

 面白いゲームだった。特にプレーヤー同士が同じマス目にとまった時の斬り合い。刀が3種類ぐらいあったと思うが、それらの刀の優劣が、

「たけみつ」(100両)<「まさむね」(500両)<「ぞうりんげん」(1000両)

 と滅茶苦茶な序列になっていたのが傑作だった。「たけみつ」と「まさむね」で斬り合えば、「たけみつ」の使い手は真っ二つにされるだろう。また、「ぞうりんげん」はドイツの都市で、刃物を製造してはいるが、武器を製造していたというのは聞いたことがない。とすると、まさむね(=刀)vsぞうりんげん(=包丁)で斬り合うのだろうか。これも「ぞうりんげん」の使い手が切り刻まれて終わりだろう。

 どう考えても「まさむね」が最強・最高級だと思うのだが、このあたりのいい加減さが傑作で、最高に笑えた。またいつの日かあんなゲームに出会いたいものである。

寄稿:こが 男 1977年生 東京育ち 商店主


ゲームは友だちと一緒に遊んでこそ楽しい

 色々な意味で思い出深い1本です。もしかしたら、私がファミコンのなかで最も長時間プレーしたゲームはこれかもしれません。それほど長い間楽しませてもらったゲームです。

 内容は日本全国を舞台にした桃鉄みたいな感じのボードゲームなのですが、合間に出てくるミニゲームがどれも非常に単純かつ秀逸で、いくらやってもまったく飽きがきませんでした。

 ちなみにゲーム中のBGMも4曲くらいの中から選べたのですが、私はいつも「せんじょうのメリーさんのひつじ」を選んでました。(元ネタを知ったのはずっと後のことでしたが)ゲームは友だちと一緒に遊んでこそ楽しいんだということを私に教えてくれたゲームです。

寄稿:マグナム 男 1981年生 兵庫育ち 大学院生

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