『思い出のファミコン』が本になりました
 

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テトリス テトリス
BPS
1988.12.22発売
©BPS

早く起きただけや

 あれは小学生の頃。朝6時頃にふと目を覚ましてトイレに行こうとすると、2階のファミコン部屋(ファミコン専用テレビのあった部屋)から物音が…。おそるおそる近づいて扉を開けた私が見たものは…テトリスに熱中する母の姿。「もう朝?!」と明らかに焦っていました。いつも「ゲームなんて」と言っていたのに。1日1時間までと言っていたのに。大人なのに!!

思わず「ママ…ずっと起きてゲームしてたの?!」と問うと「…早く起きただけや…」。嘘だ、絶対に嘘だ!! さっき「もう朝?!」って言ったじゃないかー!! 大人は、ずるい!嘘つきだ! この時、私は誓いましたね。一刻も早く大人になって、徹夜でファミコンしてやると。

ちなみに母はその後開き直って、「テトリスは大人のゲーム」と宣言し、我が家で一番テトリスの上手い人になりました。

寄稿:ユキ 女 1980年生 大阪育ち 主婦


夢中でやりこみ

 やりこみましたね。親や弟にバカにされつつも。

 レベル9の5を初めてクリアした時は震えました。そしてそのあとのちんまい(笑)ダンス&何とも表現しがたい花火の映像。今思えば何であんなに夢中になったのかはもう思い出せませんが、それでも時々今でもやりたくなります。

 レベル9の5・音楽無し・ネクスト表示無しでクリアできた時は、「やっと1人でやり遂げた」というかんじでした。その感覚だけは忘れられません。

寄稿:友杉 影子 女 1978年生 神奈川育ち フリーター ホームページ

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