『思い出のファミコン』が本になりました
 

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所さんのまもるもせめるも 所さんのまもるもせめるも
エピック・ソニー
1987.6.27発売
©マイルストーン ©EPIC・ソニー

いい格好しようと思ったことが裏目に

 このゲームは自分で持っていたわけではなくて、一回やっただけなのですが、思い出深いゲームです。インターネットのおかげで最近になってようやくタイトルを思い出しました。

 このゲーム、私が当時好きだった女の子の誕生日会に呼ばれたときにやったゲームなんですよね。自分の番のとき、目立とうと思ってわざとゆっくり進めていたら、画面が暗くなるわ、なんか空から降ってくるわ(タイムアップが近づくと吹雪になるという設定)で、ぐだぐだになった寒い思い出です。

 今考えるとクソゲーと名高いこのゲームをあの子が持っていたんだと思うと切なくなります。所さんのファンだったのかなぁ。

寄稿:泰介 男 1978年生 東京育ち


拾ってきたゲーム

 弟が河原で拾ってきたゲームです(笑)。ダメ元で分解して乾かしてみたら、問題なく遊べたので、嬉々としてプレーしていました。

 でも、実はトラウマがあったりします。難度がハンパではなく、唯一の武器の水鉄砲も制限があり、敵に当たると一撃死(たしか)。しかもなんとなく、音楽とか敵とかが薄気味悪い雰囲気だったりします。そんな理不尽さにも負けず、ただで手に入ったゲームというお得感も手伝い、必死に攻略していました。

 このゲームの最終目的は、自分の子供を助けに行く、というものなのですが、エンディングで見事、子供と対面します。でもそのエンディングがクセもの。どんでん返しが待っています。たとえて言うなら、有名なホラー映画「キャリー」のラストみたいな・・・。終わった後、弟と「なんだ今の・・・。」としばらく放心してしまいました。

 その後、このゲームは押入れの奥に封印し、二度とプレーすることはありませんでした。今ではそんなでもないのかもしれませんが、当時はメチャクチャビックリしました。まだ押入にあるのかなぁ・・・。

寄稿:ひろスィ〜 男 1981年生 埼玉育ち 大学生

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