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バレーボール バレーボール
任天堂
1986.7.21発売
©1986 Nintendo

シーソーゲームはエキサイト

 任天堂のスポーツものの審判は、もしかして全部マリオですか(笑)? 『テニス』もそうだったなあ……。

 滑り込みレシーブがカッコよくて、ここぞというときによく使ってました。たまに間に合わなくてポイント取られたりしましたが(笑)。マッチポイント間際のシーソーゲームはエキサイトしまくり、やっと15点目を入れたときの達成感はもうたまりませんでした。今のバレーボールはサーブ権が移るときにもポイントが入るようになってしまったので、あのハラハラ感は味わえませんね。

寄稿:桜子 女 1979年生 北海道育ち キーパンチャー


サーブのみで進行するバレー

 当時、ディスク書き換えで入手。操作方法もぜんぜん分からず、Aボタンでサーブをするだけで相手コートへ落ちるボール。拾おうとしても跳ね返せず、お見合い状態になってしまうこともしばしば。実際のプレーではまずありえない、サーブのみのゲーム進行がある意味新鮮(笑)。

 ユニフォームと、試合中全く動じずにお尻をフリフリする選手が可愛かったのが印象的でした。

寄稿:ノッペ 女 1977年生 沖縄育ち 求職中


時間差攻撃、移動攻撃、自分流でいろいろ楽しめた

 バレーボール好きの自分は、このゲームにかなりはまりまくった。バレーボールゲームは、これまで数えるほどしか登場していないが、それだけゲームにするのは難しいのか、それとも単に人気がないだけなのか、バレーボールファンの自分にはちょっと寂しい気がします。

 一番印象に残っているのは、何と言ってもネットプレー。少しでもボールがネットに近いと、ボールを返せずに「ブピョー」みたいな音とともにボールが床に落ちる。自軍のポイントかと思いきや、時々相手のポイントになることもある(笑)。他には、強いチームになると「えっ、そんなところから打つの?」って感じのプレーが多かったことかな。

 操作は単純だが、かなりやりこんだ自分は、いろいろな操作で、時間差攻撃、移動攻撃などをあみ出した。(ビミョーなものもあるが)自分流でいろいろ楽しめたゲームだった。

   バレーボールはルールが複雑で、現在もいろいろとルールが変更されているが、セッターはどのキャラ? タッチネットはないの? ワンタッチあったじゃん(笑)みたいなことを全て無視したこのゲームが、これまでプレーしたバレーボールゲームの中で一番楽しかった。

 現在の日本バレー界は低迷し人気も落ちているが、このゲームが誕生した頃のバレーボール人気(斉藤真由美・益子直美ファンでした)復活と、「バレつく」(笑)みたいなゲームが誕生することを心から祈っています。

寄稿:クリボー 男 1976年生 宮城育ち スポーツインストラクター

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