『思い出のファミコン』が本になりました
 

思い出のファミコン_トップへ


うっでいぽこ うっでいぽこ
デービーソフト
1987.6.20発売
©1987 dB-SOFT/Layla&danini.

2面で行き詰ったまま

 小学生の時に友だちから借りたソフト『うっでぃぽこ』。はじめに主人公を男の子にするか女の子にするかのみ決められて、スタート! なんだかわかんないけど、敵みたいなのをやっつけて進んでいったらとりあえずその面はクリア、というしょうもないゲームだったのに、たった2面で行き方がわからなくて、10年やっても2面までしか進めませんでした。

 でも、私がゲーム下手だからではありません。自分でいうのもなんですが、「ドラクエ」も1234クリア、「FF」も「マリオ」も1と3全面クリア、『ボンバーマン』も50面全部クリアした女ですが、そんなゲーマーな私なのに、このゲームだけ意味がわからず、まったく進めなかった……。

 お店があって、商品を選んで買いもせず店を出ると泥棒になってしまって、今後どのお店に入っても「泥棒!」と言われて即追い出されてしまいました(^○^) そんなことしてふざけて遊んだり、クリアできなかったから泥棒したりしてやめちゃったりして、とうとうソフトはどこかへいってしまいました。

 結婚した今、ファミコンどころかゲーマーの私も、ゲームする時間もなく、ただネットをみることが息抜きかな? 懐かしくなりました。

寄稿:あいこ 女 1979年生 石川育ち 主婦


ぽこは「もう一人の自分」だった

 私が遊んだファミコンゲームの中で最も印象に残っているソフトです。上下左右に加えて、奥行きも兼ね備えた3D的な空間。常に流れていく時間。そして時と場所によって向きや強さを変える風・・・。

 今のゲームでは当たり前になってしまいましたが、当時の私にとってそこはまさに「もう一つの世界」であり、その世界をパラソル片手に飛び回る主人公ぼこは、まさに「もう一人の自分」だったのです。

 結局一度もクリアできなかったこのゲーム。最近になってショップで300円で売られているのを見かけて即購入。実家の押入からシーチキンUマークの入ったツインファミコンを引っ張り出してきて久々にプレーしましたが・・・、昔より進めなくなってました(笑)。どこかに攻略サイト無いかなぁ・・・。

寄稿:マグナム 男 1981年生 兵庫育ち 大学院生

あなたも思い出コラムを書いて送ってみませんか?