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妖怪道中記 妖怪道中記
ナムコ
1988.6.24発売
©1987 1988 NAMCO

恐怖のろくろ首

 ろくろ首が怖かった・・・(泣)。これだけは強烈に覚えています。ステージ2か3で空中を渡るところがあったと思うのですが、結構タイミングがシビアで、すぐ落ちてしまいます。

 で、落ちると下にはろくろ首が待っているのですが、それがやたらめったら固く、しかもすごいスピードでこっちに向かってくるのです。しかも顔は半笑い。倒してもループしてまた空中渡るところから(だったような)なので、ドキドキしながら渡っていました。落ちたときはもう「うわーーー!!!(泣)」って感じで、それならプレーしなければいいのですが、なぜか結構やってました。

 難度も高く、雰囲気も好きではなく、親がパチンコで取ってきただけのゲームだったのに・・・不思議なゲームでした。

寄稿:ひろスィ〜 男 1981年生 埼玉育ち 大学生


モンスターを絵に描いたノートが今も残る

 正直このゲームには悪夢しか残っていない。ゲームの内容的には面白かった。しかしこのゲーム、なんといっても“こころ”というものを育てないとまるで意味がない。それのせいで起こった我が家の悪夢を二つ紹介しよう。

 まずひとつ。こころを上げるには、神社で祈りをささげなければならない。そのために必要なのはABボタン連打。うちでは、昔みな経験あるだろう、鉛筆でボタンを左右にこすりつけるやり方をしていたのだ。そのため、2つのコントローラーがぶっ壊れた。取り替えるの面倒だったし、なによりあの頃の僕には莫大な出費だった。

 そしてもうひとつ。ラストの面では敵を倒すとなんとこころは減っていってしまうのだ。それを気づかず何度クリアしてもバッドエンディング。結局一度もいいエンディングを見れずじまいで終わりました。

 とにかく二度とやりたくない、と思いながらもまだ時々見たくなるところはファミコンの魅力でしょうか?

寄稿:クラウド 男 1978年生 岐阜育ち インストラクター

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