『思い出のファミコン』が本になりました
 

思い出のファミコン_トップへ


ふぁみこんむかし話 遊遊記 前編 ふぁみこんむかし話 遊遊記 前編
任天堂
1989.10.14発売
©1989 Nintendo

“隠れた名作”とはこういう作品を指す言葉

 一言で、名作物語です、このゲーム。人気や知名度の薄さは、現在も多くの支持を集める「ファミ探2」と同時期発売だったことに起因しているのではないかと……。

 ドタバタギャグ、小さな恋の物語、最後は悪人も改心して大団円、など、まったくもって毒要素はありませんが、しかし大人の観賞にも耐えうる名作す。

 事実、リアルタイムでプレーした当時、ホロッとさせられました(笑)。存外多いんですよ、同じく同時期発売の「MOTHER」よりもこちらが大好きだって人。操作系に関しては一見「鬼が島」と同じですが、キーレスポンスが格段に良くなっています。

 “隠れた名作”とはこういう作品を指す言葉だ、と言いたくなるので、未プレーの方にはぜひ一人でも多く遊んでいただきたいものです。

寄稿:天使 男 1972年生 大阪育ち 調理師

あなたも思い出コラムを書いて送ってみませんか?